分院を任せられる優秀な歯科医師の採用に悩んでます

分院を任せられる優秀な歯科医師の採用に悩んでます 労務・人事評価・採用

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相談内容

優秀な歯科医師の確保に悩んでいます。

学生時代から手塩にかけて育てきた優秀な歯科医師が開業することになり、半年後に退職することになりました。自分としては、これから、一生、一緒にやっていければと思っていただけに非常にショックでした。

現在、3医院を展開しています。
1つの医院は年中無休で、この医院を優秀な歯科医師に任せていました。

理事長である自分は各医院に行っているため、なかなか、歯科医師を育てることができません。
開業はしていないけど、十分開業できるレベルの歯科医師をどうしたら採用できますか?

岩渕の回答

優秀な歯科医師は理事長先生と学生時代からつながりがあり、非常に良好な関係で、素晴らしい結果をもたらしてくれました。

しかし、他はほぼ全員が中途採用で、理事長が3つの医院を移動していることもあり、なかなか深い関係を築くのが難しい状況ではないでしょうか。

現状では、優秀な歯科医師が抜けてしまうこともあり、分院を任せられるような歯科医師を採用する方向に動いた方がいいかと思います。しかし、そのような先生はなかなか、いませんし、いたとしても長く勤めてくれる可能性は非常に低いです。

開業前の歯科医師を採用する方法としてはネットなども有効だと思いますが、やはり、業者さんや人とのつながりで採用するのが一番だと思いますので、その方向で動いてみてください。

根本的な問題解決としては、やはり、新卒採用に動いた方がいいかと思います。
優秀な歯科医師も新卒から採用しているように、新卒から採用したほうが勤続年数も長くなりますし、信頼関係も構築しやすいです。

今の現状で考えると、年中無休の診療体制は採用においてはかなり不利になると思います。
日曜日と祝日、は休診日にしてみてはどうでしょうか?

これまで、実践会のクライアントでも数多くの医院で日曜診療を止めてきましたが、それで偉業収入が下がったことはほとんどありません。むしろ、医業収入が上がり、スタッフの定着率が上がりました。採用がしやすくなるからです。

是非、検討してみてください。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

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