このブログは約 5 分で読めます
皆さん、こんばんは。
歯科医院地域一番実践会、コンサルタントの岡本です。
今日のお話はwindows10に標準搭載されているソフトのお話になりますが、「まだ各ユニットのPCはXPなんだよね~」「うちはwindows8だから関係ないや」と思わずに是非読んでみていただければと思います。
そのくらい、新しいPCの標準ソフトは使いやすくなっていますので、買い替えも視野に入れても良いかもしれません。
(Windowsボタンというのは、Windowsのロゴマークが書いてあるボタンです)
1、コンサル時に使えるかも?画面スケッチ
Windowsボタン+「W」を押すと、「Windows lnkワークスペース」というものが出てきます。その中にあるのが「画面スケッチ」。今画面に映っている画像に対して線を引いたり◯を書いたりできます。
画像管理ソフトや説明用ソフトなどを入れていなくても、口腔内写真やパノラマを映し出して、歯ぐきのラインやポイントを書き込んでいくだけでも患者様には非常にわかりやすくなります。マウスしかユニットには置いてない、という場合はマウス操作でショートカットを設定できるソフトを入れたり、ツールバーにショートカットを設定するなどすれば簡単に呼び出す事ができますので、一度試してみて下さい。
2、動画マニュアルの作成に使えるかも?X box!
X boxって、ゲーム機の名前でしょ?と思われるかもしれませんが、Windows10には標準で画面を動画で記憶できる機能が入っています。それがX boxです。
まずはWindowsボタン+「G」を押してみて下さい。
「ゲームバーを開きますか?」と質問されるので、ゲームとして記憶するにチェックをいれましょう。そうすると、ビデオ操作ができそうなパネルが表示されます。●を押すと録画が開始され、停止ボタンを押すと録画が終了します。録画された動画はビデオフォルダ(ピクチャやミュージックなどと同じ階層にあります)の中の「キャプチャ」というフォルダに保存されていますので確認してみて下さい。
注意点としては、これは一つのソフト(WordならWordだけ、ExcelならExcelだけ、アポ管理ソフトなら、アポ管理ソフトだけ)の状態を記録していく物になるので、2つ以上のソフトで行ったり来たりするような操作の録画には向きません。受付のPCで、患者さんのデータの登録方法、といったような作業の動画マニュアルを作る際に有効かもしれません。
裏技としては、ちょっとこの動画、保存しておきたいな~という時にその画面ごと録画しておく、なんて使い方もできたりします。
3、マニュアル作成に使えるかも?スニッピングツール
マニュアルを作成するときに、デジカメで撮影した写真を貼り付けたら、ファイルがどんどん重くなっていく、、、そんな経験はないでしょうか。また、写真の中の一部分だけを使いたいけど、加工が面倒臭い、、などなど。そんな時に使えるのがsnipping toolです。
簡単にいうと、表示してある画面の一部分だけを写真として保存したり、そのままWordやパワーポイントに貼り付けられる、というものです。windowsボタンを押してから、「snipping」と入力すると見つかると思います。(windowsボタンを押しながら、ではないのでご注意下さい。)
このソフトは昔一度紹介したことがありますので、詳しくはこちらを御覧ください。
https://www.consuldent.jp/blog/okamoto/manual-tool-shikaiin
私は仕事柄、医院のパンフレットやツール、院内掲示物やスライドなどを作る機会が多いのでこのソフトは必須になっています。windows7あたりから入っているかもしれないので、確認してみて下さい。
なお、これらはいつ標準機能から外される(アップデートなどで機能がなくなることも!)かわかりません。またバージョンなどによって入っていない!みたいなこともあるかもしれませんのでご了承下さい。
歯科医院ではパソコンなんて使う必要ない!と言っていられる時代はもうそろそろ終わりに近づいています。患者様にしっかりと情報提供を行ったり、新しい取り組みを広く周知したり、とパソコンは必須ツールとなってきます。
ぜひこの機会に触ってみてはいかがでしょうか?