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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。
今年に入ってから私のブログは採用活動のことを中心にお伝えしています。
これまで、再三にわたり「採用には時間とお金と労力を投入することがいかに大切か」ということをお伝えしています。
「それだけ言うからには、岩渕さんも採用に時間とお金と労力を投入してるんですよね?」
と思われると思います。
ですので、私が昨年、どのような取組をして、どのような結果になったのかをご紹介します。
皆さんはLinkedInというSNSをご存知でしょうか。
日本ではあまり馴染みがありませんが、海外ではLinkedInは非常にメジャーで転職する人の大半がLinkedIn経由だという話もあるぐらいです。
その話を聞いて、私もLinkedInの活用をはじめました。
しかし、全く結果が出ない。
そこで、色々と調べていくと実はLinkedInにはリクルーターアカウントというものがあり、そのアカウントを取得すると様々な検索条件で人を探すことができ、LinkedIn上でスカウトメールも送ることができるというものです。
昨年、採用活動のメインとしてLinkedInに取り組みました。
これまで、BizReachもやりましたし、様々な媒体を試してきましたが、私が求めてるような人材がなかなかいない。もしくはいても、うちのような認知度が低い会社になかなか興味を持ってもらえない。
そんな状況を打開するためにLinkedInに賭けたのです。
このLinkedInのリクルーターアカウントを取得するのになんと100万円もかかりました。
もちろん、自分で良さそうな人を検索し、スカウトメールを送るのはすべて、こちらがやらなければいけません。
それでも100万円。
高いなーとは思いましたが、挑戦してみました。
しかし、全然、結果が出ない。
それに、そこまで時間と労力をかけてスカウトメールを送れない。
であればお金をかけるしかないということで、LinkedInのアカウントを使い、ダイレクトソーシングをしてくれる会社に100万円以上かけて業務委託しました。
当初は「3ヶ月で3人は採用できますよ」とその会社の社長に言われたので、「本当にそんな簡単に行くかな?」とは思いつつ、せっかくLinkedInに100万円かけたお金をドブに捨てるのは厳しかったので、何とかLinkedInで成果を出そうとチャレンジしました。
しかし、結局、1人も採用できませんでした。
1人も採用できなかったどころか、面談に至ったのが1名、最終面接まで残ったのが0人という惨憺たる結果でした。
そして、その会社の社長が言ったのが「最善を尽くしましたが、会社としての知名度が足りなかった」でした。
「いやいや、ちょっと待て。会社としての知名度が足りないからこそ、LinkedInであれば行けるということで始めたのに結局、そこかい!?だったら、オレがやってるのと変わりないよ!」とツッコミどころ満載でした。
一般企業における採用活動において優秀層を採用しようと思ったら、これだけ難しいのです。
それに比べて歯科医院はいかに恵まれているか。
時間とお金と労力をしっかり投入すればほぼ採用できることが見えてます。
私なんか、結局、誰1人として面接もできなかったのに200万円以上のお金をドブに捨てることになってしまったのです。もちろん、今後のための勉強にはなりました。そして、やはり、自分が思っていた「会社としての知名度がないと厳しいのではないか?」という疑問・不安は正しかった。
うちの会社であれば、経営コンサルタントの経験は問いません。
ただ、これまでに高い実績を出していることを重要視してます。
じゃあ、そういう人がどこにいるか、どうやったら響くかということは不明のままなのです。
そこがほぼ明確になっている歯科医院はかなり採用が厳しいとはいえ、恵まれていると思います。
是非、採用活動に時間とお金と労力をどんどん投入していきましょう。