女性スタッフ成長物語と実践会の理念

スタッフ教育

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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。

先日、あるクライアントの女性スタッフさんから私宛に荷物が届きました。
中を開けるとお菓子と手紙が入っていました。

彼女は今から15年以上前に私のクライアントに入社してきました。
歯科医院は未経験で、受付として入ってきました。
まだ、20代前半で幼さが残っていました。

しかし、小さい娘さんがいて、シングルマザーとして頑張っていました。
最初の頃、院長先生が激怒型だったこともあり、子育てもあり、なかなか、仕事に全力で取り組めていませんでした。

そんな中、私は毎月、コンサルの度に彼女と面談し、
・仕事とは何のためにやるものなのか?
・彼女の良さは何なのか?
・その良さを発揮していくために受付としてどんな風に仕事していくのが望ましいのか
・これからどんな風に歯科医院で働きながらなっていってほしいのか

そんなことを伝え続けていきました。

残念ながら、院長先生は激怒型のまま、あまり変わりませんでした。
でも、彼女は自分自身の仕事への向き合い方、取り組み方を変えていきました。
そして、受付として、TCとして医院に欠かせない中心となるスタッフへと成長していってくれたのです。

そんな彼女が先日、15年以上、勤めてくれた医院を退職することになりました。
それで、私に手紙とお菓子を送ってくれたのでした。

そこにはこのような趣旨のことが書かれていました。

この医院で勤めることができたことが自分を大きく成長させてくれた と。
経営塾に参加して、医院で実践することでスゴイ勢いで自分の人生が拡がっていくことを感じていた と。

これこそが、私達が掲げる理念が実現した姿だなと思いました。

クライアントが経済的に伸びることはとても重要です。
しかし、それだけではなく、そこで働く女性スタッフ、その家族、もちろん患者様までが経済的、人間的にも豊かになるような医院を創ることが私達の掲げる理念です。

それを実現できていたんだとしみじみました。
と同時に、残念な思いもあります。

彼女はとても優秀で頑張ってくれていたのですが、シングルマザーである彼女を経済的に豊かにするほどの給与を提示してあげることができなかった。なので、彼女としては今後の自分の人生を考え、より多くの収入を得られる可能性がある仕事にチャレンジすることになり、医院を辞めることになりました。

やはり、より医院を伸ばし、その中心を担ってくれるスタッフにはより多くの収入をもたらすことができるような医院の成長、そして、給与体系をこれから構築していくことでより深い意味で、私達の理念を実現していきたいと思います。

彼女が長年、勤めてくれた医院を退職してしまうことはとても残念ですが、次のステージに挑戦する彼女を私も微力ながら応援しています。

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