有効ではあるがルールが必要!託児の活用事例

歯科医院経営ブログ

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こんにちは!

歯科医院地域一番実践会の萩原直樹です。

本日は託児を活用したマーケティングに関してお話をしたいと思います。

託児を活用することでお子様の関係で歯科医院にいけない、通えないお父さん、お母さんを受け入れることができます。

ただ単に託児をすればいいだけではないので注意点や活用方法に関して詳細にここで伝えていきたいと思います。

託児を受け入れる際の注意点

事前予約制度

託児を行う場合は必ず「事前予約」が必要であることを事前にネットなどに掲載をしておきましょう。当日飛び込みでお子様を連れてくるお母さんは非常に多いのが実情です。しっかりとアポイント制にして託児予約者を保護することが重要です。
お預かりの時間は診療時間のみに設定をして、診療の前後のお預かりはしないほうがいいです。
前後のお預かりを許してしまうと前後で買い物にいくお母さんが出るなど、診療に関係のない時間帯でのケアが必要になってしまいます。

対象年齢の設定

また何歳までを見ていくかルールを設定していることが重要です。

お預かりするお子様の年齢を設定することで託児スペースに置くべきおもちゃやケアの仕方なども変わってきます。

多くの医院で取り入れているやり方としては小学生になるまでのお子様を対象にしています。小学生になってから、6歳以上のお子様は一般の患者様と同様に待合室で待っていただけるといいでしょう。

病気などのケア

お子様が体調不良や風邪の時はお預かりするのはやめておきましょう。

保育士だけでなくお預かりしたほかのお子様にも風邪などがうつってしまうことがあります。

実際にお預かりしたお子様を預かった後に、そのお子様が戻してしまい、ほかのお母さんからクレームを頂戴するという事例もありました。病気(伝染病含む)などに対しても事前にルールを決めておくことによって、お預けいただく保護者様、医院ともに安心して託児をすることができます。

人数設定に関して

託児を見れる人数上限は必ず決めておきましょう。一人で十人を見ることはできません。何歳と何歳であれば何人と設定しておくことが重要です。また託児室が混んでしまうこともありますので、当日急遽託児をお願いしたいという患者様にもしっかりと理由を説明し、お断りする勇気も必要です。どうしても目の前でお願いをされるとお断りするのが難しい場面もありますが、誰かがルールを破ってしまうとルールを守っている患者様が不利を被ることがあります。安全、衛生面を考慮したうえで人数制限を行い、お子様ひとりひとりをしっかりとみていきましょう!

免責事項の設定

丁寧にケアをしていたとしてもお子様が転んでしまいケガをする可能性もあります。

こちら側の過失がない場合に関しての責任に関しては負いかねる旨も伝えましょう。

上記のような注意事項を一枚のチラシにまとめてお子様がいらっしゃる患者様にはお渡しをしていけるとよいです。今後活用したい患者様に対しても渡していけるとよいでしょう。

患者様に安心して、受診をしてほしいからこそしっかりとしたルールのもと診療を進めていくことが大切です。

今後お子様のいらっしゃるお母さんを対象にしたサービスは拡充していくと思います。
オーバートリートにならない中で十分なケアをする体制を整えていきましょう。

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