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こんにちは! 歯科医院地域一番実践会の五島です。
新年度(4月)が近づいてきました。最近,多くの相談が採用・求人関連です。しかし,スタッフ採用に困っている場合,新卒・既卒を問わなければ,四方八方に手を尽くしてなんとかなる問題でもあります(ちなみに「どうも新患が減っている気がする」という相談もありますが,「スタッフが自己判断で断っていた」または「ネット予約の翌日・翌々日が知らない間に×になって,○があっても極端に少なくなっていた」ことが多いので,確認してみてください)。
3月が終われば,次のチャンスはゴールデンウィーク明けですぐにやってきますから,今月がうまく行かなくても次のチャンスの準備として,以下の内容を参考にして採用活動に注力してみてください。
・歯科衛生士の国家試験後から合格発表の直前・直後まで動く求人は駅前などアクセスが便利なところが多い。
→東海地方を除く政令指定都市の都心部で駅から徒歩10分未満であれば,給与を近くのライバル医院より5〜10%ほど多くしておくと,問い合わせの確率が上がります。
・人材紹介会社経由が増えている。
→「たくさん歯科医院があって自分では選べない」という人が増えています。そのため,紹介会社に登録をして担当の方に自分の希望を伝えて,いくつか見繕ってもらい見学・面接に来る歯科衛生士が増えています。せめてファーストナビ・ジョブメドレーあたりは登録しておいてください。「紹介は費用が高い」と思うかもしれませんが,世間の相場ではけっして高くないです。
・インディードは都心部から少し離れたところのほうが効く傾向にある。
→テレビをお持ちの方にとってCMを見ない日はありません。大都市の場合はライバルが多すぎて採用が難しいのですが,都心部から急行電車で15分くらいまでに立地している医院は可能性が大きいです。無料バージョンでも構いませんので,登録はやっておいて損はないです。
・ごくまれにインスタグラム(インスタ)経由で採用ができる(新患が来ればさらにラッキー)。
→本当にレアケースですが,インスタが好きなスタッフがいれば,ぜひ挑戦してください。「こんなキャンペーンやってます」よりは「医院の日常」の写真のほうがいいです。任せっきりはNGなので,院長先生はアプリをインストールし,「歯科医院」というキーワードで検索して,どんな写真が出てくるかくらいは把握しておいたほうがいいでしょう。
・町村・郡部の場合はハローワークがまだ中心
→どうしてもネットに登録している人が少ないので,ハローワークの頼らざるを得ないです。「登録している歯科衛生士はいるか?」「受付を希望している人はいるか?」などハローワークに直接問い合わせることが可能です。次の書籍がたいへんわかりやすいので,気になる方はぜひ読んでみてください。
『ハローワーク採用の絶対法則』
https://www.amazon.co.jp/dp/4416618387/
以上,5つの最近の採用・求人に関する雑感をご紹介しました。退勤の時間が19時半を回っていたり,日曜診療をやっている場合は厳しいですが,そうでない場合は希望を捨てないでがんばってください!
採用については,こちらのエントリーもお読みください。