歯科医院における勤務Drのヘッドハンティング

労務・人事評価・採用

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みなさん、こんにちは、経営戦略研究所の横山光孝です。日々、歯科医院にお伺いをして経営課題への取り組みを院長やスタッフのみなさんと打ち合わせしています。

その中で最近、私のお伺をしている医院で打ち合わせのテーマとして多くなっているのが勤務Drの採用と定着に関する課題です。

今年、私のお伺いをしている医院さんでは合わせると22人の新卒Drの採用をしました。

Dr採用に限ったことではありませんが採用はスタートであり、その後の定着、育成がむしろ重要となります。

新卒Dr教育カリキュラムに沿って教育を進めていく、課題練習、テストを実施していくことはもちろん、症例検討会、初診診断の勉強、2~3年間に参加する技術系セミナーのプログラムかもかかせません。

そのようにして育てたDrから面談時にヘッドハンティング会社からヘッドハンティングの話が来たと相談を受けることが多数あります。

「○○先生に来て欲しいと希望されている医院があります」との手紙やメールが来たりします。

Drが連絡を取ってみると現在の給与や待遇の詳細を聞かれ、希望している医院では現在の年収の2倍を支払う用意がありますなどと、うまい話を言ってきます。

私のお伺いをしている医院では、ヘッドハンティングに乗ったDrはいないので、その後、条件や待遇が実際にはどうなのかは計り知れません。

大事なことは院長が勤務Drとしっかりと信頼関係を構築していないと勤務Drの退職につながるということです。

勤務Drの退職は開業や継承、親御さんの体調不良だけでなく身近なところにも、その要因があることを認識しておくことが必要です。

ヘッドハンティングされないようにということではありませんが、院内の人間関係を着実に固めていくことが医院の発展に繋がります。

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