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皆さん、こんにちは。
歯科医院地域一番プロデューサーの山下淳平です。
本日は前回ブログで書かせていただいた
「スカウトオファーの返信率をあげる方法」の”その2”についてお話をしたいと思います。
前回お伝えした内容は以下の通りです。
・テンプレートは絶対に使用しない
・冒頭3行にこだわる
・登録者の記載していることをそのまま文面に落とし込む
この3つを実践するだけでも、
短時間でオリジナリティのあるスカウト文面を作成することができます。
ぜひ、引き続きトライいただければと思います。
さて、本日は「その2」についてお話をさせていただくのですが、その前に質問です。
スカウトオファーを頻繁に利用されている方は以下のようなことによく遭遇しませんか?
「人材サービスの登録者データをチェックしていると、医院がほしい人材にマッチしている!しかし、登録者の希望条件を見ると、医院の条件とマッチしていない」
このような場合、皆さんはどうされていますか?
「希望条件と異なっているので、見送っている」
のであれば、私がお伝えしたいことは
「今すぐ送ってください!!!」です。
例えば、医院は東京にあるが、登録者の住所は沖縄で希望勤務地が沖縄という場合は、
オファー送っても難しいでしょう。
では以下のような場合はどうでしょうか。
「医院は富山、登録者の現住所は富山だが、希望勤務地は東京」
この場合はオファーを送るのか?
答えは「YES」です。
なぜなら、現在はどのような心境・状況にあるか分からないからです。
実は人材サービスに登録しているほとんどの求職者は最初に登録した内容を
そのまま変更せずに使用していることが多いです。
もしかすると、最初は東京を希望していたが、
今は両親の介護もあり、地元の富山で働ける歯科医院を探している。
このように変わっている可能性は十分にあるわけです。
このような方には以下の内容でオファーを送ってみましょう。
「〇〇さん、突然のご連絡失礼致します。また、希望勤務地が東京を選択されているのにもかかわらず、スカウトオファーをお送りしてしまい申し訳ありません。当院は・・・」
このような冒頭文面にすれば、他のスカウトメールと差別化できますし、
何より誠実さが伝わると思います。
一人の歯科衛生士の後ろには100人の歯科衛生士がいると思って、
スカウト文面を送ることが重要です。
希望条件が異なるから諦めるのではなく、
希望条件が異なる点を逆手にとって、スカウト文面に利用するということが大切です。
隣の市や区を希望している方がいれば、ぜひオファーを送ってください。
その場合は、その方が住んでいる場所からの通勤時間を記載するのも有効です。
登録者は遠いと思っていても、実は車で30分の範囲ということもよくあります。
そして、面接ではなく、面談という場を挟むことによって返信のハードルを下げることも大切です。
色々ポイントを書くと長文になってしましますので
とにかく大切なことは「諦めない」ことです。
採用を制するものが医院経営を制する。
採用に近道はありません。
まずはスカウトを送ることを諦めていた登録者に対して、
オファーを送るところからはじめてはいかがでしょうか。