成功哲学セミナーは歯科医院経営にどこまで役に立つのか?

成功哲学・成功法則

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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。

私自身、これまで数多くの成功哲学セミナーに参加してきました。
それによって、数多くの学びがあり、現在、日本最大の歯科医院専門経営コンサルティング会社へと成長できたと感じております。

また、地域一番医院へと飛躍した多くの院長先生も私と共に成功哲学セミナーに参加したり、それらの先生の影響もあって成功哲学セミナーに参加する先生が多いのも事実です。

しかし、これまで数多くの先生を見る中で成功哲学セミナーに参加したほうが良い先生とそうでない先生がいることがよく分かってきました。

では、それがどのようなケースなのかを今回は解説していきたいと思います。
結論的に申し上げて、成功哲学セミナーを受けたからといって業績は上がらないということです。

特に、年間医業収入1億円に到達していないような医院の場合、成功哲学セミナーよりも先に目の前にやるべきことが山積みのはずです。そもそも、新患数が少なかったり、1日患者数が少ないという問題はいくら成功哲学セミナーに参加しても解決できないことがほとんどです。

また、スタッフのマネジメントで苦労している場合も同様です。
実際に、ある歯科医院の院長先生とは成功哲学セミナーで出会いました。

聞けば、その医院のマネジメント状態は聞けば聞くほど、こちらが悲しくなるような状況でした。全く、院長の気持ちはスタッフに伝わっておらず、日々、スタッフから終礼で不平不満を院長が言われ続けるようなそんな状態でした。

そんな状況に悩んだ院長先生は高額な成功哲学セミナーに参加されましたが、そのセミナーの内容は全く役に立っていませんでした。セミナーの内容が悪いのではなく、もっと目の前にやるべきことがたくさんある状況では、そのセミナーの内容が役に立たないのです。

成功哲学セミナーはどうしても概念的な内容になってしまいます。
当然です。ですから、年間医業収入1億円以下の医院の場合、具体的にやるべきことがたくさんあるのであって、そんな状況で概念的な話をいくら聞いても役に立たないどころか、逆効果にさえなる場合が多いのです。

ちなみに、私が成功哲学セミナーで出会った医院さんはその後、どうなったと思いますか?
その後、歯科医院地域一番実践会のコンサルティングを受けることになり、今では年間医業収入1億円を超える地域一番医院へと飛躍し、当時、終礼で不平不満を言い続けていたマイナススタッフが今では幹部スタッフとして医院の成長を支えるまでになりました。

しかし、これらの変化と成長に成功哲学セミナーの内容はほとんど役に立ってはいませんん。
成功哲学セミナーは自分以外の人にいかに頑張ってもらえるか、そのような人に自分がいかに成長するかという点では非常に役に立つものだと思います。

しかし、それが本当に必要になるのは年間1億円を超えてからです。
年間医業収入1億円を超えるまでは院長先生が全力で頑張ることでほとんどの壁はクリアできるのです。先ず、それだけの覚悟を決めて、実行力を院長先生自身が身に着けないと、いくら成功哲学セミナーで学んでもそれを実行するだけの覚悟と実行力がないから何の役にも立たないという結果になってしまうのです。

しかし、成功哲学セミナーで学んだことを実行するだけの覚悟と実行力はないものの、その学んだことをスタッフに伝えたり、医院で取り組もうとはするものの、院長自身の行動が伴わなかったり、途中で実行されなくなります。

そうすると、それを見ているスタッフ、振り回されるスタッフはどう思うでしょうか?

「また、院長変なこと言ってるよ」
「どうせ、長続きしないんだから、しょうがないよ」
「そんなキレイごとは良いから、まずは怒らないようにしてほしい」
「そんなことよりも、まずは、お給料をきちんと支払ってほしい」

というツッコミどころが逆に増えて、不満になり、逆効果になってしまうのです。
全てのファッションは基本的にある程度、体型をキープしてる人のために作られてるのと同じようなものです。

成功哲学セミナーに参加するのは年間医業収入1億円を超えてからにしましょう。

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