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みなさん、こんにちは、経営戦略研究所の横山光孝です。
日々、歯科医院にお伺いをして経営課題への取り組みを院長やスタッフのみなさんと打ち合わせしています。
前回、私のお伺いをしている医院さんの状況を以下のように話をしました。
『現在、私は30+数医院さんを担当してコンサルティングを実施しています。そのうち30医院が1億円を超える医院です。
その30医院のうち19医院が2億円を超えています。
その19医院のうち11医院が2億5千万円を超えています。
またそのうち5医院が3億円を超えています。
そのうち3医院が5億円を超えています。
そして1医院が8億円を超えています。』
今年の3月~6月に決算期を迎える医院も多かったことから、新たに3億円を超える医院が2医院誕生しました。また今期、確実に5億を超えると予想される医院が1医院あります。
これら全ての医院が訪問当初は1億円に達していなかった医院です。前述の8億円の医院さんも訪問当初は1億に達していませんでした。
これらの医院は、どのようにしてここまで医業収入を上げることが出来ているのでしょうか。
1.マーケティング戦術
2.マネジメント戦術
3.組織戦略
4.戦略的マーケティング
5.戦略的マネジメント
6.経営マネジメント
という段階を着実に経ているのです。
1.マーケティング戦術とは、歯科医院で患者様を増やすためにまず取り組む戦術です。HPの作成、SEO対策、MEO、リスティング、ブログ、FBなどオウンドメディアプロモーションや院内新聞、マスメディア広告、媒体広告などのセールスプロモーションなどへの取り組みです。
また一部、自費アップへの取り組みなども、これらマーケティング戦術の範疇といってもよいでしょう。
2.マネジメント戦術とは求人、採用、教育、定着、職場環境の整備、モチベーションアップなどへの取り組みです。そのための具体策としは、就職フェア参加、ネットワーク採用、マニュアル整備、時短、待遇改善、人事評価制度導入、スタッフとの面談などに取り組む医院がおおいでしょう。
多くの場合、この1と2の取り組みを着実に実施していくと1億円を超えることが出来ます。またその取り組みの精度と徹底度を上げることで2億円に行くことが出来ます。
しかし3億や5億になった医院では、これらの取り組みだけでなく、上記項目の3以降の取り組みをしっかりとやったのです。
3以降の取り組みは、次回またご紹介をしていきます。