採用難だからこそ取り組むべき戦略

歯科医院経営ブログ

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皆さんこんにちは。経営戦略研究所の吉田です。

「応募が全然こない」

「応募はあったけど採用に至らなかった」

「せっかく採用できたのにすぐに退職してしまった」

 

歯科医院経営において多くの院長先生が嘆いているのではないでしょうか。

このような状況で有効になってくる取り組みは「つながり採用」になります。

取り組める歯科医院かどうかは今後の経営において大きなポイントになってきます。

つながり採用の重要性は以前からセミナーでも岩渕が伝えていましたね。

「採用に強い歯科医院が経営を制す」とも言っていました。

 

みなさんもご存知の「メルカリ」も社員の6割がこのつながり採用で採用されているんです。

 

なぜつながり採用がいいのでしょうか、どんなメリットがあるか改めて整理しておきましょう。

 

・採用コストを大幅に削減

・医院に合った人材を採用できる

・定着率が高い

・医院自体の魅力を整理することができる

・人材教育の重要性を医院が認識する

 

人材紹介会社を通じて採用をしようものなら成功報酬として数十万、百万円のコストがかかるにも関わらず、教育途中に退職になる可能性も十二分にあるわけです。

院長先生だけでなくスタッフさんも精神的にも体力的にも疲弊していってしまいますね。

 

つながり採用であればこのようなコストやリスクを極力抑えることができるわけです。

 

ではどのようにつながり採用を始めたらいいでしょうか。

 

スタッフさんの気持ちになって考えてみると

 

・どのように医院をアピールしたらいいのか

・不採用や途中退職になったらどうしよう

・いまスタッフ間ではこんな問題があるのにどこまで伝えたらいいのか・・・

 

いろいろな疑問が湧いてくるわけです。

さあ始めてくださいでは帰って医院に対して不審に思ってしまうスタッフさんも少なくありません。

 

まずはどのような採用選考があるのか。俗に言う縁故とは違い、この「つながり採用というのは信頼できる人材を介して紹介や推薦による採用活動」ということになります。

面接や試験を通して合否を判断することになります。

 

そして、成功するためには事前準備が重要で、スタッフさんが医院をアピールするためのツールや、そもそもアピール材料があるのか、院長先生やスタッフさんとしてはどのような方と一緒に働きたいのかを話し合っておくことも必要となります。

 

そして何より、成果をあげるためには「院長と医院を好きなスタッフさんがいること」「条件や環境について嘘をつかないこと」が重要になってきます。

 

全員で一斉に始めるよりも、院長や医院と信頼関係が構築できているスタッフ限定でプロジェクトを組んで実施してみましょう。

また、良いことも悪いこともしっかりと伝えることで入社後のギャップによる退職のリスクを下げることができます。話していた環境と全然違うといって退職になってしまっては紹介したスタッフさんも責任を感じて退職になるなんてこともあります。

かえって大きなダメージとなってしまうので気をつけましょう。

 

歯科医院の繋がり採用を成功させるポイントは

・推進方法をしっかりと設定する

・先述した医院の魅力やスタッフとの信頼関係を構築しておく

・プロジェクトメンバーがぶつかった課題はしっかりと話し合う

 

売り手市場の環境は今後も変わらないなかでなるべく優秀な医院にフィットする人材を採用するにはこのつながり採用がベストな手段ではないでしょうか。

コストをかけているにも関わらず求める人材に出会えていない院長先生はぜひ、つながり採用への準備をはじめてみてはいかがでしょうか。

 

採用に強い医院となり歯科医院経営を制していきましょう。

投稿者

吉田 慎太郎
吉田 慎太郎
大学卒業後に大手食品会社の製薬部門に入社。
札幌・釧路・東京と全く異なるマーケティングエリアを経験。
新人時代はトッププライオリティー製品におけるプレゼンテーション大会で約400名の中から3位入賞となり海外研修を受講。
釧路では広大な道東エリアを一手に担い中核病院と近隣医療施設・調剤薬局を結びつけるエリアマーケティングを実施しエリアでの新製品の採用軒数や特許賞(年に一人いるかいないか)の表彰を受ける。
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