このブログは約 4 分で読めます
皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の井ノ上です。
本年もご覧のみなさんにとって有益な情報を発信していきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
今回は、医院のマーケティングにとって、一番重要かつ効果的なものであるホームページについてお話します。
新患が少ない、また伸び悩んでいるという医院は、大抵このホームページのコンテンツがいまいちであることが往々にしてあります。検索順位が上がらないことも、これが原因になります。
逆に医院のホームページがしっかりと作りこまれているところは、新患数も安定していて、さらに来院する患者様の質も高い傾向にあります。
では、どのようなホームページのコンテンツにすればよいのか…
まずは、基本概念として「E-A-T」を理解しましょう。
また、難しい横文字が現れて、そんなのどうせ忘れるからいいやと、思われたかもしれません。これは「食べる」の英語、EATではありません。
E-A-Tは高品質なコンテンツの特徴3つの頭文字取ったものになります。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
つまり、ホームページに1.専門性があること、2.権威性があること、3信頼性があること、という観点でコンテンツを作成することが必要になります。
では、具体的にどのようなコンテンツを作成いいのかイメージが湧かないかと思います。
歯科医院のホームページの場合は、すでに世間一般的に専門性かつ権威性が保たれているはずですが、一般的なホームページと競争しても仕方がありません。他の医院よりさらに高める必要があります。
歯科医院におけるE-A-Tを重視するということは、以下のようなことが考えられます。
・院長紹介ページの強化(経歴・所属学会・スタディーグループ)する
・歯科医師会、所属学会からの被リンクを貼る
・ブログなどに執筆者を明示する
まず、院長紹介ページは必須です。ない場合はいますぐ作成しましょう。
その際に、出身大学、所属する学会などを明確に記載するようにしましょう。歯科医師会に所属している場合は、歯科医師会のホームページに医院のホームページのリンクを貼ってもらえるならば、依頼することをお勧めします。
今、このブログを見た直後に歯科医師会のホームページに飛んで、自身の医院ホームページのリンクが張られているか確認することをお勧めします。名前だけの記載で、ホームページへのリンクが張られていないケースもあります。
ホームページ内でブログを掲載している場合は、毎回、執筆者を明記するようにするとE-A-Tが高まります。院長の執筆しているのであれば、院長紹介ページのリンクを貼ることで、明示できるでしょう。
今回は、一部の取り組みを紹介しましたが、これ以外にもE-A-Tを高める施策は数多くあります。
今後は、ホームページのコンテンツを作成する際は、このE-A-Tを高めることを意識してみてはいかがでしょうか。