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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の井ノ上です。
いきなりですが、今後、歯科医院でもオンライン診療の需要が高まっていくと考えられます。
近い将来、間違いなくオンライン診療がスタンダードになり、オンライン診療を導入していない医院は淘汰される時代がくるかもしれません。
そうならないにしても、時代の流れに合わせて診療スタイルを柔軟に変えていく姿勢がなければ、今の時代、生き残るのは難しいでしょう。
ただでさえ、競争が熾烈な歯科業界です。他院を出し抜くぐらいのスピード感でオンライン診療も検討してしくことが大切になります。
では、どのようにオンライン診療をやればいいのか…
手っ取り早く、オンライン診療を導入するにはサービス業者に依頼するのが良いでしょう。
現在、医療分野でオンライン診療サービスを提供している会社がいつくかありますので、ご紹介します。
ただ、これらのサービスは医科を中心に展開しているので、歯科医院の診療にフィットしているかは別の問題なりますので、導入に際しは注意が必要です。
・CLINICS(メドレー社)
・CURON(MICIN社)
・YaDoc(インテグリティ・ヘルスケア社)
・ポケットドクター(MRT社)
これらのサービスを導入するには、初期費用が数十万円、加えてランニングコストとして、月額数万円がかかります(場合によって初期費用がかからない、割引になるサービスもあります)。
決して安くはない費用になりますので、オンライン診療により新患増がどれだけ見込めるのか、患者様への満足度は上がるのかなど、費用対効果をしっかりと見定める必要があります。
また、実際に運用できるかが導入する上でポイントになります。
オンライン診療を導入したはいいけど、患者様に存在を知られておらず、まったく利用されない。また、オンライン診療に対してスタッフが協力してくれず、うまくいかない、など事前にオンライン診療の導入の見極めを行うことが必要です。
オンライン診療を導入するに辺り、歯科医院で考慮するべき点として、診療の流れを把握しないといけません。診療の流れは以下になります。
【オンライン診療の流れ】
この項目ごとに、現在の医院側で新たに発生する作業、例えば、来院患者用のアポ管理とどのように併用していくのか、ビデオ通話はどこでだれが実施するのか、処方箋はどのように配送するのか、住所のラベル印刷は、配送手続きはだれがやるのか、など、検討事項はいくつもあります。
冒頭でオンライン診療の導入をお勧めはしましたが、何も考えずに導入しても上手くいくとは限りません。医院の規模/状態、スタッフのマネジメント状態、患者様のターゲット層など、様々な要因をしっかりと分析した上で、医院に合ったオンライン診療の形を見出すことが、地域一番を目指す医院の理想ではないでしょうか。