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みなさん、こんにちは。経営戦略研究所コンサルタントの岡本です。
みなさんは、自分の医院のホームページの順位を定期的に確認されていますでしょうか?
Googleでは頻繁にアルゴリズム(検索順位を決めるためのルール)が変更され、変更のたびにホームページの順位は上がったり下がったりする仕組みです。
どれだけ素晴らしいホームページを作っていても、どれだけ魅力的なコンテンツを作っていても、検索結果に上がってこなければ、まったく意味がありませんよね。
みなさんも、何か知りたい情報をネットで検索した時に、検索結果の5ページ目や10ページ目まで見る事はあまりないのではないでしょうか。
ようは、しっかりと医院のHPを患者さんに見つけてもらうには、Googleさんに「この医院のホームページは上位表示してあげよう!」と思ってもらえるホームページを作成する必要があるわけです。
このGoogleさんの意図を汲んで対策をすることを「SEO対策」と呼ぶわけですが、今回はそんなに難しい話ではありません。
ここ最近、昔と比べて順位が下がったなーと思ったときに、順位を上げられる可能性の高い、とても簡単な方法のお話です。
それはずばり、「いらないページを消す」という事です。
一昔前に、内容が薄くても、歯科に関係なくても、とにかくページ数を増やすために、定期的にブログをアップすることがSEO的に良かった時代がありました。
特に、昔からしっかりとSEOに取り組んできた医院さんのHPには10年近く前から投稿を続けているブログのデータが蓄積されて、多数のページが存在しているケースがあります。
しかし、例えば、5年前に投稿された、今日はみんなで〇〇ちゃんの誕生日のお祝いをしました☆
というブログを、5年後の今、誰も見ないですよね?
医院としては大切な思い出ですが、Googleさんにとってみれば、誰もみない、価値のないページ、として認識されるわけです。
そして、そういったページが、数十ページから、数百ページにわたって存在し続けると、「この医院のホームページは、誰も見ない価値のないページが多数存在する、あまりよくないホームページ」と判断され、ページの順位は下がってしまいます。
そして、その傾向がここ2年程度でめちゃくちゃ強くなっているのです。
対策としては、一番簡単なのは、Googleアナリティクス(https://analytics.google.com/analytics)
などで、誰も見ていないようなページはすべて削除をする事。これだけでも効果が出てくると思います。
中級編としては、よく見られているページは写真を追加したり、内容を濃くすることで、より良いページに修正をする。その際には、いつ修正したかもブログに書くとさらに良いと思います。
上級編としては、ブログ用に別のドメインを取得して、そのドメインに過去ブログをまるごと移管させたあとで、別ドメインのブログを医院のHPで表示させる、という事もできます。(ブログの形式によってできない事もありますが)
ブログをやっていなかったとしても、例えば夏休みや冬休みのお知らせ、矯正日のお知らせ、などを何年も投稿していたら、それらも一度削除してみる事をおススメします。
不要なページ削除はあくまでも、SEO対策の一つであり、それ以外にもGoogleの評価基準は沢山あるので、「削除したのに変わらない!」という事もある事はご了承下さい。
参考リンク:https://developers.google.com/search/docs/beginner/seo-starter-guide?hl=ja#optimize