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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の中澤です。
最近では、弊社のクライアント様をみていると
アイテロなど新しい機材を導入する医院様が増えているように思います。
なので、今回の新しい機材を導入する際の重要なポイントについて
お伝えしていきたいと思います。
導入した際の重要なポイントとは、ずばり
「何に課題があるのかを見極めること、仮説をもちながら診療を行うこと」が非常に大切です。
今回は、アイテロに焦点をあててお伝えをしていていければと思います。
アイテロであまり上手くいっていないパターンとしてあるのは、
対象の人(歯並び、出っ歯、反対咬合)がいたときに話をしましょう。]
という医院のルールで始めた場合です。
この場合、ルールが曖昧になり、母数を集まらず、あまり上手く活用できていないんです、、
ということが起こっているケースをよくお話でお受けします。
アイテロにおいて、一番の活用のポイントとしては、
どのようにして「診療の流れ」にアイテロを組みこむのかということです。
是非参考していただきたいアプローチについてご紹介しますと、
カウンセリングを導入している医院様では、
「初診カウンセリンング」、「セカンドカウンセリング」、「補綴カウンセリング」の流れの中で
初診カウンセリングの際にスキャンを組み込むルールにしたほうが良いかと思います。
※その場合、スキャンする時間がありますので、だいたい15分かかることをふまえて、
今まで30分の初診の時間であれば、45分にセットして運用するのがよいでしょう。
基本の流れとしては、
初診カウンセリングの次のセカンドカウンセリングの際に
Pの話をしながら+アイテロでのシミュレーション画像をだして説明をしていきます。
その際には、矯正の話をいきなりすると営業だと思われてしまうので、
特に歯が重なっている箇所にプラークが溜まることを伝えていき、
加えて清掃性が重要だということを伝えるために利用していくとよいです。
その中で、歯並びが気になる・矯正に興味がある患者様がいらっしゃり
患者様から話がありましたら、
その際にシミューション画像を使ってご説明するとよいかと思います。
また、問診票などに、「あなたは次のどのことが気になりますか?」の
回答チェック欄を設けていれば、
その問いに「歯並び」にチェックがある患者様については、
「こちらに記載がありましたが、どのあたりが気になられるのですか?」などお話を聞きながら、
ご説明しましょうか?と確認してみてあげるととても親切だと思います。
ここで興味を持っていただいた患者様には、
補綴カウンセリンングの際に、補綴と一緒に詳しくお伝えしてあげる、
この流れを作れると良いかと思います。
このように、今回はアイテロで上手くいっている医院様の取り組みを例にご説明いたしました。
自医院でも、この取り組みは良いなという部分が1つでもありましたら利用してみてください。
重要なのは、
「診療の中の流れにどう組み込むのか」、「しっかりと打席数を設けること」この2つが大事です。
そうすることでデータがとれてきて、患者様の傾向をもみえてきますので、そこから更にブラシュアップができる流れを作れると思います。
コロナに負けず、行動を起こして頑張っていきましょう!