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世間は次の総理大臣は誰というニュースに少しずつシフトしていますが、いまだ新型コロナウイルスの話題は残り続けています。グーグルの検索ではこんなふうに検索している人が多いようです。
6月以降、過去最高の業績になった医院もあれば、まだ本調子に戻っていないところもあります。復調していない医院の特徴として、次のような傾向があるようです。
・大きな会社が近くにあって、その従業員が通院していることが多かった
・以前から比較的高齢の患者さんが多かった
・緊急事態宣言中にキャンセルして、その後新しい予約を取っていない方に連絡をしていない
1つ目と2つ目は対策がなかなか難しいです。医院でできることがそうないからです。基礎疾患のある方やご高齢の方に「来てください」というのは難しいですし(いまの季節なら夏の暑さも心配)、その分の通院する人が減ったと考えると、子ども~現役世代の患者獲得競争になったと思ったほうがいいでしょう。
実質、歯科医院に通う人が減っているわけですから、自費を高めることが今後ますます重要になります。
以前からTCは1人~複数人に絞るということをお伝えしていますが、「全員がやれたほうがいいのでは」という考えも根強いです。たしかにそれが理想ですが、スタッフ全員が患者さんの話を聞けたり、自費の提案ができるわけではありません。TCが1人で退職のリスクが心配ならば、3人ほど育成すればいいのです(数人は比較的コミュニケーションが取れる人がいると思います)。
来週にTCアドバンスが開催されるのでぜひご参加ください。今年も残り4ヶ月。そろそろラストスパートをかけていきたいですね。
→https://www.consuldent.jp/seminor/tcikuseiadvance.html
ちなみに、外国のデータによれば、待合室での待ち時間、抜歯、詰め物の処置については、男性より女性のほうがリスクが高い(コロナウイルスに感染しやすい)と考えているようです。
※https://www.researchgate.net/publication/341060633_Perceived_vulnerability_to_Coronavirus_infection_Impact_on_dental_practice
感染対策をホームページに載せている医院は多いでしょうが、院内でのアピールが少なめのように思います。入口付近、待合室付近も少し大きめに院内で取っている対策を写真付きで掲示して患者さんを安心させてあげるといいでしょう。定期検診のハガキに関してもQRコードを載せるなど、地味なこともちゃんとすることが大切です。