カウンセリングルームがなくても自費を上げるポイント

歯科医院経営ブログ

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こんにちは!

歯科医院地域一番実践会の中澤です。

 

最近、院長先生からこのようなご質問をいただきました。

「カウンセリングルームがないと、やっぱり自費はあがらないですか?」

 

自費を伸び悩んでいる医院様では、よくお聞きしますが

結論をいうと

「カウンセリングルームがなくても自費はあがります」

 

ただし、そのためには、幾つかのポイントをおさえておく必要がありますので

そのご紹介を本日は幾つかしていきたいと思います。

 

重要なポイントとしては、

いかに来院していただいた患者様に啓蒙できる環境と仕組みを作ることができるかという点です。

 

①モニターを必ず設置すること

よくモニターがない医院様がみられますが、自費をあげていきたのであればモニターは必須です。そして、モニターは44型モニターの大きさを基準に設置をしていきましょう。

ポイントは、基礎基本でありますが、口腔内写真を撮影し、治療前後で必ずみせるということです。その際に小さいモニターであるとあまり効果は高くないです。

 

②症例をモニターでみせていく

ここが本日の大きなポイントです。特に症例は、千差万別でなく、医院のターゲットの患者様の症例を集めてみせていきましょう。例えば、セラミック、セレックの症例だと30~50歳代の女性を中心に集めていくなど。

そして、カット割りも重要なポイントです。たまに、同じカットの写真しかない医院様もありますが、それではあまり意味がありません。1本、複数歯などのケースと、様々なカット写真をのせるようにしましょう。イメージは美容室のカット写真をイメージしていただければと思います。右側からの写真ばかりだと、情報量としては不足している、ということです。

 

③1年間に1回パノラマを撮影する医院の仕組みを設計する

医院の仕組みとしては、ここが肝です。そして、ここはDHと協力する必要がありますが、

歯の擦り減り、歯ぐきの下がり、着色、臭い、ここのポイントから意味づけを行い次回来院の意味づけを行うこと、パノラマを撮影する意味づけをしていくことです。やはり、自費は既存患者様・リコール患者様から生まれていきます。1年に1回のそのときに、1年前と今の比較を行い、今の状態からカウンセリングをチェアでよいので、話を先生がしていくポイントを医院の仕組みで作っていくことで打席数があがり、打率が変わっていくということです。

 

これらの医院の環境、仕組みを構築するサイクルをしっかり回していくことで、患者様への啓蒙力があがっていきます。自費は、新規ではなく既存患者様から生まれていくことが多いはずです。既存・リコール患者様にしっかりと啓蒙していくことがカウンセリングルームがない医院では最も大事なので、まだ実施していない医院様がありましたら参考にしていただければ幸いです。

患者様への正しい情報提供から、ファン患者様へ繋げ、患座様のための治療提案の環境構築を進めていきましょう!

 

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