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みなさんこんにちは!
経営戦略研究所WEBコンサルタントの茶川です。
いきなりですが、先月12/4にGoogleのコアアップデートがありました。
歯科医院で見てみると、良い影響を受けた医院が多く、全体的に検索順位が向上している傾向が見てて取れます。
一方で、弊社のHPもそうなのですが、このタイミングで検索順位を下げてしまった医院もございます。
本日は、こうした検索順位変動が発生した際に、やるべき事について解説をしていきます。
検索キーワードとの関連性
まず第一に確認をしたいのが、検索キーワードとターゲットページの関連性です。
言ってしまうと、検索とは質問であり、ページはその回答です。
例えば「歯が痛い」と検索をした場合、その裏には「歯が痛いから、この辺りで良い歯医者さんは無い?」という意図があり、そのようにGoogleに質問をしていると言い換える事もできます。
なので、現在提示をしているページ内容が、質問に対する回答として十分であるかを、改めてよく確認してみる事をオススメします。
その際、上位に表示されているページと対比してみる事も大変有効です。
見やすく・使いやすいページか確認する
次に、ページの見やすさと使いやすさです。
見やすさについては、以下の要素が重要だと言われています。
・文字の大きさ
・余白
・写真の有無
・写真の良し悪し
・文字や画像のメリハリ
なお、確認の際は、必ずスマホでも実際に操作をする事をお勧めします。
現在、HPへのアクセスの6~8割はスマホからとなっているので、PC画面のみをチェックしても、正直あまり意味はありません(誤字脱字のチェックには良いですが)。
使いやすさについては、以下の点を確認しましょう。
・クリック or タップできるボタンの位置が近すぎないか?
・クリック or タップできるボタンの大きさは十分か(特にスマホ画面)?
・ボタンの位置が、直感的に理解できる配置になっているか?
この使いやすさの観点は、特にスマホページにおいて重要です。
スマホページの作りは、多少の流行こそあるものの、いくつか暗黙のルールが存在します。
例えば、ロゴをタップするとTOPページに遷移をしたり、メニューは画面の右上か右下に配置をする、などです。
こうしたルールを逸脱してしまうと、直感的に内容を把握する事が難しくなり、サイトの閲覧者にとってはストレスとなるため、HPから離脱される原因になります。
最近作られたHPにおいても、たまにデザイン重視のケースでこうした事態に陥っている物を見かけます。
必ず一般的なルールは守るようする事が大切です。
ページの品質を高める
一昨年ごろより、HPの品質を判断する指標としてE-A-Tが注目を集めています。
E-A-Tとは以下の略語であり、特にお金や生命に関する情報を扱うサイトにおいて、重要とみなされています。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
当然、歯科医院もこのE-A-Tが非常に重視されます。
E-A-Tを高めるためには、以下の対応をする事が効果的と言われています。
・専門性の高い情報を網羅する(≒歯科と関係の無い情報を極力記載しない)
・歯科医師の略歴の情報を丁寧に記載する
・強いサイトからリンクを貼ってもらう
・信頼性の高いソースを引用する
ここ最近のアップデートでは、いずれもこのE-A-Tが重要と言われており、今回のアップデートでも同様の傾向が見られます。
余談ですが、弊社HPはこのE-A-Tに引っかかった可能性が高いです。。
E-A-Tを証明する事は難しく、評価を高める事にも時間はかかりますが、腰を据えて取り組まれる事をお勧めします。
おわりに
簡単にですが、検索順位が下がった場合の確認ポイントをまとめました。
最後に、以前に海外の記事で見かけた、SEOの極意とも言える言葉をご紹介して、終わりにします(残念ながら、URLは失念してしまいました、、)。
Q.検索順位が下がった場合、まず何をすれば良いでしょうか?
A.まずはコーヒーを淹れる事です
ここで言いたい事は、まずは慌てず落ち着く、という事です。
と言うのも、Googleのコアアップデートは反映が完了するまで、2週間前後かかる傾向があります。
この期間は順位の変動が激しく、安定しない傾向にがあります。
また、コアアップデートから1~2ヶ月後、調整のために軽微なアップデートをするという事も過去にありました。
このような傾向があるため、順位が下がった途端に慌てて対応すると、かえって逆効果になってしまうケースも多々あります。
なので、今回ご紹介した対応についても、いったん順位が落ち着いたのを確認してから、取り組んでみましょう(なかなか心情的には難しいと思いますが、、)。