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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の中澤です。
多くの歯科医院で新人スタッフが入社し、
医院の雰囲気の変化が感じる季節になっているのではないでしょうか??
学生を卒業したばかりのスタッフさんは、
全員が社会人未経験です。
ここから、どのように医院の中で教育をしていくのかが重要になります。
今日は、「歯科衛生士さんの新人教育」をテーマにお話していきます。
●歯科衛生士さんの教育方法について
教育の仕方には、段階があります。
ステップとしては、
覚える ⇒ 出来る ⇒ 伝えられる ⇒ 広められる ⇒管理
この流れで進めていけると良いです。
ポイントを今回は2つお伝えします。
1つ目は、「事前学習、自己学習」です。
入社してからの指導を考えがちですが、
入社するまでの方が時間があります。
その時間をどう有効活用するか、
働く準備をしてもらうことが大切です。
本については、1年目に読む本が良いです。
弊社では、岩渕が書いている「スタッフ道」を読んでもらっている
医院さんが多いです。
事前に採用前にも、その流れはお伝えをしていくことが重要ですね。
2つ目は、「試用期間、トレーニング」です。
ここでは、可能であれば
カリキュラム、スケジュールがあると非常に良いです。
マニュアルと紐づけて、業務を学んでいくことが大事です。
今では、動画マニュアルを利用しているう医院さんも増えていますね。
今の世代の子は、スマホ時代に生きていて、
youtube、Instagram、tiktokなど動画コンテンツをみて育っています。
いつでも、振り返りができるという意味でも
動画マニュアルは有効ですし、
最近では、動画で学べる下記のようなアプリも
私のクライアントでは利用していますので、
参考にしてみてください。
【ラプレッスン】
https://laplesson.jp/
トレーニングの中では、テスト/チェック日を設けて
進めていけると良いです。
ここでよくある質問として
「カリキュラム」はどのようにして作っていくのか?
参考のものはあるけれども、、医院オリジナルを作りたい。
そのような声が多くありますが、
多くの歯科医院で見逃しているポイントが1つあります。
それは、「日誌」を活用することです。
皆さんの医院では、
日誌を新人スタッフさんに書いてもらっていますでしょうか?
もし、書いている医院さんではそれを見返してみてください。
まだの医院は、下記を参考にしてみてください。
ポイントは、新人スタッフさんに
・今日やったこと
・学んだこと
・今後やること
・嬉しかったこと
これを書いていただくことです。
ここで、重要なのは
うちの医院の中で
「どの期間に、何をしていたのか」を残していくことです。
それを集計し、月単位に項目を落とし込んでいくことで、
うちの医院でのカリキュラムの大枠は完成します。
新人教育をする上で、課題もみつかってくるでしょう。
上記の進め方で集計を行ない、
今回の新人教育の振り返りができれば、
一過性の教育ではなく、今後も新人採用は続いていくわけなので、
「次回はこうしていこう、ここはこの期間に指導しよう」 というように
より良い医院の教育体制が確立されていくかと思います。
常に、正しく振り返り、改善できる教育体制を医院で
仕組みとして築いているかどうかが
長期的に教育制度の仕組み化、採用でも強みとしてアピールする項目として
訴求することにも繋がります。
今回は、新人教育について大事なポイントを中心にお話させていただきました。
是非、参考にしてみてください。
最後に
冒頭でお伝えしました
多くの歯科医院では、診療に関わる技術や、知識は教えていくと思います。
それは、その通り正しいことです。
しかし、社会人としての考え方、
仕事に対する向き合い方はどうでしょうか?
院長先生が歯科医師1年目に、
経営者としての考え方を理解することが難しかったように、
新人スタッフも社会人としての考え方や仕事に対する向き合い方について
理解することは非常に難しいことです。
その上、日々の診療中はそのような考え方を伝える時間を
上手く確保が出来ず、
「伝えようとしても時間がない。」
「上手く伝えられずモチベーションが下がってしまった」
というようなことが良く起きてしまうのです。
つまり、入社した早い段階で何を伝えていくのか。
やり方だけでなく、あり方を伝えていくことが重要です。
そのような院長先生の悩みを解決したいという思いで
誕生したのが新人スタッフ研修セミナーです。
先生の医院でスタッフが輝くスタッフへと成長していくための大切な考え方を
4時間という時間をかけて、多くのスタッフの成長を導いてきた講師より
お伝えさせて頂きます。
また、新人向けのセミナーでは唯一の院長先生も参加して頂ける
セミナーとなっております。
スタッフの成長を見届けたい。
医院に戻ってからの実践を
出来る限りサポートしてあげたい。
医院全体で共通体験、共通言語をつくりたい。
そう思われる先生はご一緒に参加して頂くことをオススメしております。