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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの山下淳平です。
本日は、私がこれまでコンサルティングや経営相談を行っているなかで、
成長スピードが速い医院が共通して行っていることをお話したいと思います。
結論から言うと、共通して行っているのは「ロングミーティング」です。
文字通り、長いミーティングのことです。
私のクライアントでも複数の医院がこのロングミーティングを導入しています。
どれぐらいミーティングをしているかというと、医院によってまちまちではありますが、
長いところだと、午後の診療をカットして、スタッフ全員でミーティングを行っています。
このロングミーティングこそが、医院の成長スピードを加速させる重要な鍵を握っています。
多くの医院のミーティングというと、月1回、1時間ぐらいではないでしょうか。
これはこれで素晴らしいと思います。
ただし、このようなミーティングの場合は、議論を重ね、取り組みを決定し、
終了というケースが多いように思います。
「よし!来月から中断患者に対して中断はがきを送ろう!」
「よし!来月からキャンセル率を下げるために、SMS配信をしよう!」
「よし!来月から採用力強化のためにインスタグラムを始めよう!」
そう言って、何も進んでいない。また、来月同じ議題が繰り返し出てくる。
そんな経験はないでしょうか。
それもそのはずです。実践する時間がないからです。
実践するとなると、昼休みの時間、診療が終わった時間。
そんな時間に進んで取り組みをやってくれるスーパスタッフがいればいいですが、
そんなスタッフさんはごくわずかではないでしょうか。
だからこそ、ミーティングの方法を変える必要があります。
どのように変えるか。
「議論」というミーティングに
「実践」というミーティングを加えたロングミーティングを実施することです。
その時は必ず、議論に何分、実践に何分と時間配分を明確にしておくことが重要です。
「「よし!来月から中断患者に対して中断はがきを送ろう!じゃあ、この後●●さんが中断はがきを作成してくれる」
「「よし!来月からキャンセル率を下げるために、SMS配信をしよう!じゃあ、この後●●さんが、SMSの配信設定と送る文面内容を考えてくれる?」
「よし!来月から採用力強化のためにインスタグラムを始めよう!じゃ、この後●●さんが、インスタグラムの投稿内容を5つ考えてくれる?」
このようにその場で実践し、翌日から取り組みを進められる状態にすることが重要です。
そして、実際にロングミーティングでやることはホワイトボードやプロジェクターに投影し、誰がやるか、どこまで進んだかがひと目でわかるようにしておくこともポイントです。
ロングミーティングをすることで目先の医業収入は落ちますが、
中長期的に見ると、大きなリターンは得られます。
そこに投資できるかどうかで、医院の成長スピードは大きく変わります。
皆さんの医院が飛躍的な成長を遂げますように。