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こんにちは。歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの山下です。
このブログをご覧いただいている皆さまは
恐らく
「採用に苦しんでいる」
「採用に力を入れていきたい」
そんな方々が多いのではないでしょうか。
実際に私のクライアントも常に採用力を高める取り組みをしており、
採用活動に終わりはありません。
よく経営相談をしていると、採用活動に有効な方法を教えてください!
とご相談を受けることがありますが、
私はそれに対して「ありません」と伝えています。
この回答の真意は、
採用活動に関しては、思いつくものはすべてやってくださいということです。
つまり全方位で採用活動を行うことが最低限の取り組みです。
そこができるとセカンドステップに入ります。
それは採用活動の質を高めることです。
その中で、今回のブログでは、採用文面の質を高めるための1つの事例をご紹介していきたいと思います。
まず、ほとんどの歯科医院では採用活動を院長先生主体で行っている状況かと思いますが、
採用力を高めるにあたっては、ここを脱却しなければなりません。
私のクライアントでは、ここを脱却するために現在の採用市況感、採用の重要性を院内セミナーで伝えるようにしており、採用力を高める重要性、人を採用することが自分たちのメリットになると認識してもらうようにしています。
この点についてはコンサルタントが入っていないと難しいかもしれませんが、まずは院長先生が信頼しているスタッフさんに相談し、採用活動に協力してほしいと伝えるのが良いかと思います。
そこから、採用文面のブラッシュアップに移ります。
ほとんどの医院では1度作成した文面を、
使いまわし、放置しっぱなしになっている状況かと思います。
情報が古かったり、写真が古かったり、そんな医院に魅力を感じる人はどれくらいいるのでしょうか?
採用力の高い医院は常に文面をアップデートし、最新の情報を掲載するようにしています。こういう泥臭いことをいかにできるかがとても大切です。
そして、このアップデートを定期的に実施できるのが、スタッフアンケートです。
私のクライアントでは、このスタッフアンケートを定期的に取り、
スタッフの生の声を求人文面に掲載するようにしています。
その1例を簡単にご紹介します。
★スタッフインタビュー
私、事務長が、今回、当院で働くスタッフに下記の質問をぶつけてみました!!嘘偽りなく、そのまま記載します(^^)
- ●歯科クリニックの良いところは?
・髪色も自由
・白衣が自由に選べる
・ミスをしても怒らずフォローしてくれる
・休憩中こたつで寝れる
上記の様な感じで記載しています。
どこまで記載するかは院長先生次第ですが、「こたつで寝れる」なんて書いている求人見たことないですよね。
このような院長先生目線ではなく、スタッフ目線でいかにリアルな状況は記載できるかポイントになります。
どれだけ良いことを書こうが、求職者が欲しているのは、リアルな情報です。
ここを引き出すのに有効なのがスタッフアンケートです。
ぜひ、採用力を高めたいと思っている医院で実践いただきたいですが、
マネジメント状態が悪い医院でやると逆効果ですので、その場合は、スタッフの不満解消、ベーシックに参加するなどしてから、トライしてみてください!