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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会地域一番ディレクターの中澤です。
本日は、「新人教育において見落としがちなポイント」について
お伝えしたいと思います。
皆さんの医院では4月の新卒、新人さんの入職に向けて準備は整っておられますでしょうか?
カリキュラムやマニュアルの作成というのは非常に重要な部分となります。
また大切なのは、「新人が目標・方針を意識した行動ができるか」ということです。
・何をしたらいいかわからない
・行き当たりばったりの教育方針や教育の仕方、環境で長く勤めたいと思うか
というと答えは明白かなと思います。
また、教育については
作業のスピード と同じくらいコミュニケーションスキルが優れた人に育てたいものです。
例):人柄の良さ、思いやりがある、柔軟な考え方、品性のある言動、知性・自分磨き など
その中で、非常に重要な部分を占めるのが「初日」の新人教育です。
皆さんの医院では、入職した際初日に何をするのか、
何を伝えるのかがまとまっていますでしょうか。
新人が一番素直なのは、初日です。
このタイミングで、
・院内ルール
・マナー
・禁止事項
などうちの医院で守ってほしい事項を
そんなの聞いてません、、と言われる前に伝達していきましょう。
逆に言えば、
入社前に既存スタッフとのミーティングにて、
お伝えする内容を話し合い、既存スタッフも意識した行動ができているか、
共通認識を行い医院の行動指針を守れるとよいです。
合わせて、教育者としての心得を本日は3つを紹介します。
① 新人の人生に関心を持つ
もう少しくだけていうと、新人の関心ごとに興味を持つようにしましょう。
最近は、やはり仕事のときだけのコミュニケーションに陥りがちです。それは、悪いことでないのですが、その子自身に関心をよせることで新人だけでなく、教育者のやりやすさも変わります。
夢、目標、趣味、悩み、喜びなどを知ること、このあたりをヒアリングできるとよいです。
また中々、忙しい診療、またコロナにおけるコミュニケーション頻度の減少からもLINEなどで労う、承認するというのもよいかと思います。
② マニュアルに「なぜ」を入れる
マニュアルは作業手順だけでなく、なぜをいれていますでしょうか?
例):なぜ、滅菌消毒が必要なのか?
⇒ いい加減だと、どうなるのか?
このなぜを伝えることが意味づけとなり、やる理由と、やってはいけないことの判別を理解してもらいます。伝え方も教育者にはこのポイントをおさえて指導するように伝えていけるとよいでしょう。
③ 先輩がマニュアル通りに作業する
やはり、先輩がマニュアル通りに行わないと新人は混乱します。
可能であれば、教育者はマニュアルの確認をして適切に改定をして4月以降にのぞめるとよいです。
また、上記にも記載しましたが
カリキュラムを作ることは重要で、もしそれがないとなると、業務が単調となり、
且つ新人が成長を感じることができず不安を感じることが多いです。
「私って全然できない、、、」と不安や自分をマイナスにとらえがちになる傾向が
新人さんには最近よくありますが、
カリキュラムがあれば、やるべきことが明確化されており、また達成してきた軌跡を一緒に振り返ることができれば自信につながっていきます。
その上でも非常に重要な部分だと思います。
今回は、新人教育において見落としがちなポイントについてお伝えしました。
今回は詳しくは記載しませんでしたが、
新人教育では、仕事のやり方だけでなく、
「仕事の考え方・ありかた」を伝えることが非常に重要です。
それを伝えるセミナーとして、
実践会では、「歯科医院医院新人スタッフ研修」を今年も開催いたします。
過去7,000名が超えるスタッフが参加した歯科業界最大規模の仕事観研修となります。
是非、ご興味ある方はこちらもご確認いただければ幸いです。
頑張っていきましょう!