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こんにちは。
歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの山下です。
皆さんは、日頃生活している中で困っていることはありますか?
突然の抽象的な質問で申し訳ありません。
私は最近、困っています。
それは
「情報が溢れかえって何が何だかわからん」
ということです。
皆さんも同じように思ったことはありませんか?
Google、ヤフー、ツイッター、Instagram、You Tubeなど、
スマホを開けば、あらゆる情報が大量に飛び込んでくる。
その大量の情報の中で、何が真実なのかを見極めるのが非常に難しい。
これは患者さんも同じように感じているのではないでしょうか。
私は仕事柄、よく家族や友人に「良い歯医者を教えて」と
相談されることがあります。
「なんで?」と聞き返すと
「ホームページの情報見ているんだけど、みんな同じことを書いてあるから、何が良くて、何が悪いのか分からないだよね」と返ってきます。
これが患者さんの本音なんだろうと思います。
情報が少なかった時代、ホームページという媒体をネットに出せば、それが差別化に繋がり、選ばれる理由になりましたが、現在では金太郎飴ホームページが大量に発生したことによって、患者さんが選別するのに困るという状態に陥っているように思います。
ではこの時代を生き抜くために必要なことはなにか。
それはブランディングだと思っています。
そんなことかと思われるかもしれませんが、意外にこのブランディングを日々意識して行動に移している歯科医院は少ないように思います。
そして、皆さんはブランディングとは?と聞かれたらなんと答えますか。
私は
「他とはどう違うか?ということを正しく伝え、他と差異化すること」
だと考えています。
他の医院との違いをどこに生み出すのか?
これを皆さんの医院はしっかりと考えていますか?
私のクライアントでは、院内セミナーを使って、
医院全員でブランディングについて考える機会をつくっています。
そして、ブランディングにおいて、
もっとも大事なことは伝えるということだと考えています。
意外に「伝える」という行動をしていないでしょうか?
ホームページに書けばそれが「伝える」とイコールだと思っていませんか?
違いますよ。
院長先生だけではなく、スタッフ全員が違いを理解し、
診療中のなかで、正しく伝えられる状態、伝えられる仕組みづくりをしていく必要があります。そのためにやらなければならないことは考えれば考えるほど山ほど出てきます。
スティーブ・ジョブズが残した言葉です。
「情報が完全に過多になり、人々が日々受け取る情報に圧倒されている世界ではブランドが重要になる。人々には日常生活のすべての事柄について選別している時間はない。ブランドがその選別を助けてくれる」
さあ、今すぐ、患者さんの選別を助けるためのブランディング活動を。