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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の井ノ上です。
最近、クライアントの先生方より「学生のアルバイトは採用すべきですか?メリットはありますか?」というご質問をいただきます。
結論からお伝えすると、衛生士学校の学生はメリットが多いのでぜひ採用した方が良いです。
学生スタッフ=クリーンスタッフ?
ただ、学生のアルバイト(以下、学生スタッフ)を受け入れる医院の体制や教育のノウハウがないと、せっかくの学生スタッフも飼い殺し状態になって、ただのクリーンスタッフになってしまいます。それでは勿体ないので、この記事を最後まで読んで、考え方を見直すことをオススメします。
おそらく、学生スタッフを採用していたとしても、ほとんどの医院が、まだ学生だからとまともに教育もせずに、クリーンスタッフ同然の放置状態になっているのではないでしょうか。
アシストにも付かせてもらえない、診療に関わらせてもらえないそんな状態では、学生スタッフのモチベーションも下がり、その後の医院への就職はおろか、学校内で医院の悪い評判が広がるリスクさえあります。
学生スタッフの学びたい欲求を理解する
なぜ、衛生士の学生が歯科医院で働きたいと思っているのか?
それは、お金のためだけではなく、歯科医院の現場で学びたい、就職する前に経験を積んでおきたいと考えているからです。
その気持ちを汲み取って、学生スタッフには関わっていかないと、そもそも上手くはいかないでしょう。
歯科助手と同等の教育を施して、できることは何でもやらせてみましょう。しっかりと教育担当も付けて、アルバイト用のカリキュラムに添って進めていくことで、立派に歯科助手として育っていきます。
そしたら、十分に医院の戦力としても活躍してもらえるようになります。
アルバイトなのでシフトで入れる時間帯は限られますが、夕方や土曜日など、医院にとって比較的忙しい時間帯にスポットで入ってもらえるので、効率的に診療を回すこともできます。
採用難の時間を乗り切るために
アルバイトを通して、その学生スタッフの能力を見極められますし、なんと言っても、将来の歯科衛生士として採用が見込めるのは、この採用難の時代において、一番のメリットだと言えます。
私の担当しているクライアントでは、学生スタッフを採用までつなげたケースが多々あります、そのスタッフは今でも医院の中核となって、頑張って働いてくれています。
学生スタッフを採用すると、通常の新卒スタッフより、圧倒的な即戦力となります。また、医院、院長先生への信頼関係も深く、医院理念の浸透も高いので、スタッフの定着率も高くなります。
まだ学生スタッフは採用したことがない、考えたことすらない医院もあるでしょう。
ですが、地域から学校に通っている学生は必ずいます。また、患者さんの中にもわりと学生が潜んでいることがあります。
最後に
医院で学生スタッフを受け入れることは、学生にとっても、医院にとってもプラスになりますし、また、衛生士学校との関係づくりにも一役買うことにもなります。
今回の記事では、まだ語り尽くせないほどのメリット、そして教育の仕方、採用への持っていき方などありますが、
ぜひ、学生スタッフの採用、教育方針、医院での位置づけを見直していただき、長期に渡る採用計画として考えてみてはいかがでしょうか。