歯科医院経営とはお金の入口と出口の戦略を決定すること

資産形成

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皆さん、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会コンサルタントの山本峻士と申します。

本日は

「歯科医院経営とはお金の入口と出口の戦略を決定すること」

というテーマでお伝えしていきたいと思います。

今回のテーマは言われてみればその通りと感じる方は多いかと思いますが、

実際にほとんどの院長先生が適切な管理が出来ていないなと感じております。

歯科医院経営のために、入口管理をしている、もしくは意識をしている方は多いかと思います。

「どうやったら医業収入が上がるのか?」

「どうやったら新患が増えるか?」

「どうやったら自費が増えるか?」

このようなことはどのような院長先生でも共通して考えていることと思います。

このようにお金の入口を意識していることは経営者として当然のことだと思います。

それでは「出口」までしっかり管理している、考えている方はどれほどいらっしゃるでしょうか。

出口戦略と一言で言っても、

「どうやって利益を最大限増やすのか?」

という1年という短期での出口戦略だったり、

「将来的にどれくらいの内部留保を貯めていくのか?それをどう個人に移行していくのか?」

ということの知識を身につけ、計画的に考えることができている人は少ないように感じます。

例えば短期(1年)で考えても、

「利益がかなり出そうだから、そこまで欲しくもない車を買う」

などいう安易に経費に回せるから、必要のないものを購入するなどという選択は、

あまり計画的なお金の使い方とは言えないかと思います。

また長期的ば部分でいうならば、

「残った内部留保をどう個人へ移行させるのか」

「子どもたちに資産を残すのであればどういった残し方ができるのか」

などということをしっかり計画しているかどうかということです。

「税理士さんに任せていればなんとかなる」

と思っている院長先生も非常に多いように感じますが、

一言で税理士と言っても、得意分野は様々ですので、

あまり頼りすぎず、自分で情報収集することは何よりも重要です。

つまり、「お金の入口」という部分はどんな人でも、

情報収集し、それに対して取り組みをしている院長先生は非常に多いですが、

「お金の出口」ということに対して漠然とした思いつきで行動してしまっている、

税理士さんなどの他人任せになりすぎている人が多いので、

そういった人はまず自分で情報収集をすることからスタートしてみてはいかがでしょうか。

具体的な方法はクライアント様しかお伝えできませんが、

今はyoutubeなどでもいくらでも情報を集めることができます。

せっかく様々な取り組みをした結果得られた医業収入ですから、

出口が曖昧ではその努力も無駄になってしまっていることが多いことと思います。

納税は義務ですから、税金を減らすことがすべてとは言いません。

ただし、昨今の政府の考え、取り組み、今後の政策を見ていても、

明らかに国民の生活が良くなっているとは言えませんし、今後も期待は難しいことと思います。

自分の身は自分で守るという意味でも、

お金の入口だけでなく、出口も見据えていくことも重要ではないでしょうか。

 

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