採用力の強化のために

労務・人事評価・採用

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こんにちは! 歯科医院地域一番実践会の五島です。

ようやく梅雨のようですが、早いところではもう来年の新卒歯科衛生士の採用に向けて動いています。

求人は、立地、診療時間、給与・福利厚生などの条件、SNSによる発信、見学時の雰囲気など様々な要因によって結果が異なります。

「数年前まで新卒の問い合わせがあったんだけど、最近はちょっとないかな~」という場合は周辺や同じ地域のライバル医院の条件を再度チェックしてみることをオススメします。

以前は当院が給与が高かったのにいつのまにか平均くらいになっていたとか(特に固定残業代を含んで同じくらいになっていた場合は要注意。職を探している人はよく見ています)、ライバル医院が診療時間を短縮していたとか、周囲の変化があると思います。

新規開業のキレイでおしゃれな医院ができてしまった場合はハード面で対抗することはできませんが、ソフト面でアピールできることがあるはずです。

給与は平均より高め(5~10%くらい)で診療時間も平均より1時間程度早く終われるなら、採用の競争力はアップします。特に診療時間はスタッフ不足で夕方・夜のアポを制限しているとか、新患が少ないとか、キャンセルが多いとか、思ったより自費が少ないとかの場合(これらは集計すればわかるはずですし、集計すれば診療時間短縮したときの影響も把握できます)は、思い切って短くして採用力を高めたほうがいいです。

最近は新卒でも紹介会社さんを利用する人も増えているので(高いところでは80~100万円くらいかかることもあります)、条件面では他院よりは良くしておきましょう。コスト面は高くつきますが、新たな職場を探している衛生士にとっては、自分で探さなくていい(条件を伝えれば見繕ってくれる)、断る場合も会社さん経由でできるから心理的負担が少ない、利用している友だちもいたなどで、紹介会社を利用する人はますます増えるでしょう。

紹介会社さん経由にはしたくないという場合、上記のソフト面(もちろんハード面がいいに越したことはありません)を自らアピールしていかねばなりません。

条件が良い、研修制度がある、院内の人間関係がいいなどをホームページやSNSで発信することはもちろん、学校に送るパンフレットも自院で作れるなら、そのほうがいいでしょう(専門学校によっては、公式の求人票しか受け入れてくれない場合もありますが)。

デザインについては、たたき台をつくってココナラのような外部サービスを利用するのが便利です。「パンフレット作成」などで検索すると、5~10万円程度でフリーランスの方がたたき台の原稿をおしゃれに作り変えてくれます。

探せば動画制作をしてくれるところもあります。採用の活性化のために、発信できることはしっかりとやっていきましょう。またこちらの記事も参考にしてください

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