歯科医院の開業前に準備しておきたいこと①

新規開業

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みなさん、こんにちは。
歯科医院地域一番実践会の吉村です。

多くの歯科医院様の開業に携わらせていただいていて、とくに完全新規開業の場合は開業前の準備が開業後のスタートダッシュに大きく影響すると感じます。
※分院展開やリニューアル、継承開業を除く

ですので、今回は完全新規開業の先生を対象に、準備しておけるといいことをまとめていきます。
開業前の先生は目を通していただくと何かのお役に立つかもしれません。

1.開業までの流れ

開業までの大まかな流れとしては、以下のようになるかと思います。
①物件確定
②資金調達
③各種届出
④内装、機材、材料などの購入
⑤集患、採用準備

※物件検討中の先生には、無料立地診断を行っておりますのでお気軽にお申し込みください。

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2.開業までの大まかなスケジュール感

例:12月開院であれば、以下のようなスケジュール感が良いかと思います。
6月:HP開設、採用活動開始
9月中旬まで:採用活動終了
11月:スタッフ勤務初日
12月:開院

もちろん、HP開設はもっと早いことには越したことはないです。トップページだけでなく各診療ページ、勤務先で症例を集めておき掲載ができていると理想かと思います。

実際に早い段階からHPを作り込んで公開し、内覧会前には100件以上の予約が入っている医院様もございます。

採用活動も、地方になるほど歯科衛生士さんが採用しづらい傾向にあります。ですので、HPも早めに作成して広告をかけたり、都心部よりも多めの求人媒体に登録したり、繋がりを探ってみたりすることが必要になります。

HP業者さんもどこが自分にあっているか、早めに比べていったほうが良いですね。

3.基本の決定事項

医院名、ロゴ、内装、診療時間、看板作成、レセコン、web予約システム、社労士/税理士、採用、初診の流れ、導入するカウンセリング、メンテナンスの流れと算定項目、必要なパンフレット、取り扱い自費診療の種類と価格
など決めることは盛りだくさんです。

・医院名
地域の検索ボリュームを調べることができるので、例えば小児歯科や小児矯正の検索数が多く、先生がそのキーワードを狙いたいのだとしたら
「〇〇おとなこども歯科・矯正歯科」のようにして、パッとみて小児歯科や小児矯正を取り扱っていることが分かるといいかもしれません。

・内装
カウンセリングをどのくらいしていくのか、小児を集めたいのか、将来どの規模を目指すのかで大きく変わってくるところだと思います。ただ、少しの修正で動線もより良くユニット数ももっと置くことができたりします。岩渕による有料経営相談で図面の相談は可能ですので、お気軽にお申し込みください。

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・診療時間
診療時間は採用において非常に重要です。オープニングのフレーズは非常に有利です。ただ、周囲の競合の歯科医院の診療時間、条件などをしっかり分析したうえで出さないと、歯科衛生士さんの求人が来なかったり、来ても応募が少なくて選べないような状態になりかねません。

次回に続く

今回だけではとても書ききれないのでここまでにしますが、ここまでだけでもたくさん考えないといけないことがあると分かっていただけたと思います。誰にも相談することなく院長先生一人で決めて、パンフレットまで作成し、HPの強化をし、採用媒体の文面も作成して・・・
というのは、時間的にも体力的にも厳しいところがあると思います。

弊社の新規開業コンサルでは、上記のような先生が時間的に難しいところをサポートさせていただきます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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投稿者プロフィール

吉村 拓也
吉村 拓也
和歌山県出身。
大学を卒業後、超ブラック企業を経験し、歯科医院の内覧会業者に辿り着く。
5年間で延べ200軒以上の歯科医院の新規開業に携わり、6万人以上の集客を実現。
内覧会での診療予約率を当初の会社平均の3倍以上にすることで、数々の歯科医院のスタートダッシュを成功させる。
そんな中、一冊の本から7ポケットという考え方を知る。7つの収入を作るため、内覧会事業をこなす傍ら個人事業主として輸出業を展開し、初月から5ヵ月連続売上100万円越えを達成。しかし、新型コロナウイルスによる輸出業界への影響で売上が半減、雇っていたスタッフも11人中9人を解雇する運びとなる。3つ目の収入を作るためYouTube界へ参入し、本の要約チャンネルを開設。わずか2ヵ月で収益化条件である登録者数1,000人/総再生時間4,000時間を達成。本業をこなしながら事業主としての考えを身に着けていくうちに、もっと歯科医院の経営に踏み込んだことをしたいと考え、経営戦略研究所に辿り着く。
内覧会で培った立地を問わない集患ノウハウと患者心理の理解を活かし、地域一番医院へと導いていく。

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