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皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会の中澤です。
今年も9月が終わり10月となりました。
残り3か月になります。
今年のキックオフ、方針の振り返りをしながら
残り3か月をどのように過ごすのかを棚卸していきたいですね。
それと同時に、来年の育成計画なども考えていく時期になります。
今日は「マネジメントにおける1つの課題解決ポイント」について
お伝えしていきたいと思います。
岩渕がお話している通り、24年からはマーケティングよりマネジメントの方が
重要になりました。
詳しくは、メルマガに記載がありますので割愛しますが
1つは採用の難しさ、2極化、歯科医院の減少の変化からも集患よりも人の定着・育成が難しくなる世の中は今後も顕著化していくことが想定されます。
その中で、組織論で1つ重要な点として
「コミュニケーションライン」の考え方があります。
これは何かというと「チームメンバーの人数とコミュニケーションが生じる数」の関係性ですが、
例えば、チームのメンバーが3人の場合、コミュニケーションラインは3本です。
ただし、これが4人なった場合は、コミュニケーションラインは6本になります。
イメージは、下記です。
引用:pivot「マネジメントの幻想を捨てろ」
これが10人になると、45本になります。
これが100人になると、4950本のコミュニケーションが生まれます。
つまり単純な足し算ではなく、人数が増えていくことで加速度的にコミュニケーションラインは膨れあがる。
これが50人の壁、100人の壁と言われる組織運営の難しさの1つのポイントになります。
つまり、コミュニケーションの数が多いということは、複雑化することになり院内での伝達、浸透、コミュニケーションミスが生じ組織状態が改善されない、そもそも同じスタイルで組織運営を行うことにムリがあるということになります。
これらをふまえた上でどのように組織運営をするのか
幾つかの対応策はありますが
・報連相のルール化
・組織図を描く
→チーフ、職種リーダーを戦略的に育てていく
・各スタッフの役割の明確化
・ポータルサイトなどの情報閲覧の一元化
・スモールマネジメントの設定
のような、医院に合わせた対策・戦略を考えていく必要があります。
そしてそれに合わせて重要な点は、共通認識・共通言語をどのように浸透していくか。
組織で働くスタッフに対して、どのように方向性を合わせて進めていけるか
これらの対策として、ミーティングの実施からはじまり
・キックオフミーティングの導入
・クオーターミーティング
などの方針発表、振り返り、対策を体系化していくことも大切になるでしょう。
体系化に伴い、もう1つ重要な視点は、学びの体系化を設計をしてくことも大切になります。
つまり、医院の中でどのセミナーに誰が受けるのかを決めるということです。
これらの設計が、入社年次に設計できているとまさしく、同じ共通認識と学びがあることで、共通言語が生まれやすくなることでしょう。
だからこそ、冒頭にお伝えした来年の育成計画は非常に重要になります。
弊社でも来年のセミナーの日程が決まりました。新しいセミナーもありますので
是非チェックしてみて参考にしてみてください。
また、今回あげたようにマネジメントの難しさで悩まれている先生方がいらゃいましたら
一度弊社の無料経営相談をご希望してみてください。
それでは、頑張っていきましょう!!