歯科医院のInstagram活用ガイド2025:アカウント運用を次のレベルへ引き上げる方法

院外マーケティング

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皆さん、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会のコンサルタント、滝沢です。

歯科医院におけるSNS活用は、今や欠かせない時代となりました。LINE、Instagram、TikTok、YouTube、X(旧Twitter)など、多様なプラットフォームがありますが、これらを活用できていますか?

SNSは、患者や求職者との接点を増やし、医院の信頼感を高める絶好の手段です。中でもInstagramは、写真や動画を使って治療実績や医院の雰囲気を効果的に発信できるため、今では多くの歯科医院が集患や採用活動に活用しています。

ただ、中には、「アカウントを作ったけど、全然活用できていない」「とりあえず投稿はしているけど、これで良いのか不安」という医院様もいらっしゃるのではないでしょうか?

今日は、そんな医院様に向けて、各ステップに合わせて、Instagramに焦点を当て、アカウント運用を次のレベルへ引き上げるための具体的な方法をご紹介します。


 

 初級編:Instagram運用を始めるための基本ステップ

プロフィール設定

初級編では、「アカウントを立ち上げたけどほとんど触っていない、これから活用していきたい!」という医院様向けの内容です。

まずは、プロフィールの設定に関して確認していきましょう!

 

プロフィールはアカウントを訪問した人が最初に目にする情報です。以下を意識して設定しましょう。

  • 医院名と地域名を含める: 例「横浜〇〇歯科|横浜市中区」
  • 診療内容や特徴を簡潔に記載: 「ホワイトニング・矯正専門」「痛みの少ない治療」など
  • 連絡先とリンク: リンクツール(後述)を使い、予約ページや公式サイトに誘導

投稿の基本内容

初めて投稿する際には、以下のテーマが効果的です!

  • 医院紹介: 院内写真やスタッフの集合写真で安心感を伝える
  • 治療実績: ホワイトニングや矯正のビフォーアフターなど
  • スタッフ紹介: 笑顔の写真に一言メッセージを添える

ハッシュタグの選び方

最新トレンドではハッシュタグ検索の利用頻度は減少していますが、関連性の高いハッシュタグを選ぶことで一定の効果を得られます。推奨されるハッシュタグ数は10個程度。

例:

  • 地域名: #横浜ホワイトニング
  • 診療科目: #子どもの歯医者

求人向けは以下

  • #地域名 + 歯科衛生士(例:#東京歯科衛生士、#大阪歯科衛生士)
  • #地域名 + 求人(例:#福岡求人、#神戸求人)
  • #歯科衛生士募集
  • #歯科衛生士求人
  • #歯科衛生士転職
  • #歯科衛生士新卒
  • #歯科衛生士中途採用
  • #未経験歓迎
  • #正社員募集

 中級編:運用を定着させ、成果を上げる方法

リール動画の活用

Instagramの最新アルゴリズムでは、短い動画コンテンツ(リール)が優遇されています。具体的には以下の内容が有効です:

  • 治療の流れを説明する15–30秒の動画
  • 「患者の声」や「ホワイトニングのビフォーアフター」を紹介
  • スタッフの日常や医院の雰囲気を伝える動画

ツール提案: InShot、Canva、CapCutを活用して動画を作成

特にCanvaは豊富なテンプレートがあるので、それっぽい投稿画像が簡単に作れます。意外な才能を発揮できるかもしれないので、ぜひ得意そうなスタッフさんがいれば活用していきましょう!

プロアカウント→クリエイターアカウントへ

クリエイターアカウントとビジネスアカウントの機能の差はほとんどありませんが、一番の違いは、投稿時に選択できる音楽に制限がないこと!動画投稿時により自由に音楽を設定したい場合はクリエイターアカウントに変更してみてください。

投稿分析と改善

Instagram Insightsを活用し、投稿のインプレッションやエンゲージメント率を分析しましょう。

  • 保存やシェアされやすい内容を見つけ、次の投稿に活かす
    • 例:「治療前後の準備方法」など患者が役立つと感じる情報
  • 平日のおすすめ投稿時間
    • 通勤・通学時間帯(7時〜9時): SNSをチェックする人が多い
    • 昼休み(12時〜13時): 主婦や社会人が増える時間帯
    • 仕事終わりから夜(18時〜22時): アクティブユーザーが最も多い「ゴールデンタイム」

 上級編:さらにレベルアップするための戦略

ストーリーテリングでブランドを構築

  • 医院の設立背景や治療への想いをシリーズ化して発信
  • 患者のビフォーアフターや体験談を通じて共感を呼ぶストーリーを投稿

採用アカウントと症例アカウントの分け方

  • 分ける場合:
    • 採用用アカウント: 職場環境やスタッフ紹介
    • 症例用アカウント: 治療技術や設備をアピール
  • 分けない場合:
    • ハイライト機能や曜日ごとにテーマを分けて投稿内容を整理

採用向けのバナー作成

Instagram広告を活用して採用を促進する事例が増えています。特に、医院の雰囲気やスタッフの声を伝えるバナー広告は、求職者の関心を引きやすい傾向があります。


 最新のトレンドや注意点

アルゴリズムのポイント

  • 保存、シェア、コメントが高い投稿が優先的に表示される
  • リール動画やカルーセル投稿(複数画像の投稿)が特に優遇される
  • フォロワーのエンゲージメントが高いとフォロワー外へも拡散されやすい!

リンクツールの活用

複数のリンクを案内できる無料ツールとして以下がおすすめ:


まとめ:Instagram運用成功の秘訣

Instagramは、視覚的に情報を伝えられる効果的なツールですが、運用の成功には「計画性」と「継続性」が不可欠です。

  • アカウントがあるだけの方はまずプロフィールを見直し、投稿を始めましょう
  • 投稿を続けている方は、さらに質を高める工夫を
  • 上級者はブランド構築や分析を徹底

まずはプロフィールを見直し、投稿計画を立て、リール動画を週1本作成する目標を設定してみましょう!

インスタは採用や患者様への情報提供という意味では非常に有効な手段ですが、継続することが大事になってきます。医院の状況に合わせて、できるところからはじめていきましょう!

セミナーを継続参加する方はこちらから

最後までお読みいただきありがとうございました。皆様のSNS運用が成功し、医院の発展につながることを心より願っております!

 

 

 

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