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みなさん、こんにちは、経営戦略研究所の横山光孝です。
毎日、多くの医院様にお伺いをして医院活性化の打ち合わせを実施しています。その中でも打ち合わせの頻度の多い経営課題は採用です。
採用の難しさ、採用してもその後の定着ハードルの高さ。
定着した後には教育、評価、給与アップ、賞与の査定、残業対応、結婚、出産、育児休暇、復帰後は子供が熱を出した、インフルエンザにかかった、ご主人が転勤することになったなど女性スタッフの雇用には多くの課題への対応が求められます。
ましてや少子化、求人倍率の高沸など人材確保をしていくことは簡単ではありません。そんな状況の中で私のお伺いをしている医院さんでは、業務のオートメーション化に取り組むことが多くなっています。
最近、オートメーション化で特に多いのは診療関連では口腔内スキャナーやCAD/CAMの導入などが顕著です。また受付関連業務では自動会計システムの導入が多くなっています。
よく大きな病院などが会計から次回の受付までを自動会計機で対応処理しているのをご存知と思います。それを歯科医院で導入するケースです。
これにはコストや機器の大きさ、また連動することが出来るレセコンが限定されるなどの各種条件があります。そこでその前段階として、自動釣銭機の導入などをするケースも増えています。
金銭授受の自動化で1日の会計が終わると同時に精算も完了する。しかも間違いがない。
またネットでの初診予約に加えて、LINEでの初診予約が出来るシステムの導入。
LINEが診察券にもなり、アポの事前確認のお知らせがLINEで届くなどの仕組み導入などがあります。こうなるとメールが届いていない、メールを開いていないなどの問題を解消することにもなり、特に無断キャンセルが減少します。
今後の採用や定着の状況を先読みして、オートメーション化で対応できる業務はオートメーションで対応することを検討していくことも良いかもしれません。