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こんにちは。
歯科医院地域一番実践会の山ノ内です。
本日は新患UPに関するお話をしたいと思います。
ただ、今回のお話は月間の新患が10人程度で困っている医院を対象にした話です。
新患に困っていない医院には合わない話になります。ご了承ください。
さて、新患で困っている医院は色んな理由があると思います。
・視認性の悪い立地
・親からの継承で設備が古い
・居ぬき物件で前医院の評判が悪い
・今までマーケティングをしていなかった
・マーケティングをしていたつもりだけど、増えてこない etc…
原因や理由を数え上げたら切りが無くなりますね。
新患UPに必要な考え方
まず、新患UPのために大切にして頂きたい考え方からお伝えします。
それは、新患UPには「先行投資」が必要という考え方です。
上記に列挙した新患で困っている医院さんはすべてお会いしたことがある医院さんです。
そして、ほとんどの院長には、「先行投資」という考え方が希薄でした。
私たちの場合、新患1人当たり1万円の費用をかけることを一つの目安としてご提案しますが、新患で困っている医院の場合なら、さらに投入を試みてもいいと思います。それだけ危機的な状況が多いです。ただ、むやみに費用をかけるのでなく、一定の期間を設けて資金投入し、効果判定することが大切です。その意味でも、新患患者の来院経路を把握することは必須になります。これがないと効果判定が出来ません。
最も効果のある取り組みとは!?
医院の状況にもよりますが、ホームページがまだない場合は、最も効果のある取り組みはホームページでしょう。新患が少ない医院の場合、このホームページに着手出来ていない医院がとても多いです。ホームページでの取り組み以外でマーケティングを頑張ろうということ自体が難しい状況になっています。必須の取り組みになります。
ただ、ホームページを作ればいいと言うわけではありません。しっかりとマーケティング効果のある作りにすることが大切です。ここで、効果性の高いトップページの作りを少しご紹介させて頂きます。
例えば、
・医院の良い雰囲気(スタッフさんの笑顔の写真等)がわかる写真は載っているか
理由)患者様に安心感を与えます。
・医院はどんな特徴があるのか(診療に関すること、設備に関することなど)
理由)患者様が求めていることをすぐにわかるようにします。
・医院の診療時間はすぐにわかるか
理由)すぐに行動に移れるようにします。
・WEB予約システムはあるか etc…
理由)いつでも、どこでも、すぐに予約が取れるようにします。
ホームページを訪れた方は7~10秒前後で他のサイトに移動するとも言われています。そのため、上記のような内容がホームページにアクセスした段階で、すぐにわかるだけでも効果は高まる可能性があります。
この他にも多くのポイントがありますが、この場ではお伝えしきれないほど膨大になります。まずは、ホームページに関する理解を書籍等で深めてもらいたいですが、なかなか難しいという方にはホームページ作成でポイントとなる点を余すとこなく紹介している弊社の経営塾ベーシックコースにご参加されることをおすすめします。ホームページに関する内容は勿論ですが、それ以外にも効果性の高いマーケティングに関する内容が盛り込まれております、今まで臨床に注力していて経営的なことを取り組めていなかった院長先生でも取り組みやすい内容になっています。
ホームページの作成費用も決して安くはありません。今は危機的な状況で資金投入が出来ないという方には「ペライチ」という無料でもホームページが作れるサービスを行っているところがあります。お試しされてもいいかもしれません。
最後に
冒頭伝えたように、新患UPを含むマーケティングの取り組みの多くは「先行投資」になります。長期的な視野に立ち、種を撒いて、刈り取る。そんな意識・行動が少しずつ新患UPに影響してくるのではないでしょうか。