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そろそろお盆休みの時期ですね。せっかくの休みなので、クリエイティブ(普段の診療以外の業務)な作業の時間に使いたいという方もいらっしゃると思います。経営塾ベーシックの宿題も済ませたいという方もきっといるはずです。
今回は夏休みの課題図書にちょうどいいものを3つご紹介します。読書感想文のねたにお使いください。
1冊目はこちら。先日、1年目のDHの対応(患者さんや他のスタッフへの口の利き方)が心配という先輩歯科衛生士にオススメした本です。相手がどのような意図を持っているのかを考えながら、適切な受け答えができるようになることを目指しています。名著だと思います。中古本も値段が落ちないレベル。Kindle版がありますから、ぜひ読んでみてください。
IKPOLE というオリジナルの説明の方法を解説した本です。特徴的なのは「K」です。「〜〜についてご存知ですか?」と相手がどのレベルまで知識を持っているかを確認する段階があります。歯科医院なら、患者さんが歯周病の知識や自費の知識をどれだけ知っているかを確認する手順に使えそうです。「知ってる/聞いたことある」という人に基本から話すのは退屈させるでしょうし、まったく知らない人に専門用語を使って話すわけにはいきません。時間をかける補綴コンサルよりも、チェアサイドで軽く説明するときの内容を見直すに使える本だと思います。
3.『AIの遺電子』1~8巻
せっかくの休みだから、本よりマンガを読みたいという先生・スタッフの方もいらっしゃることでしょう。そんな方にはこちら。人工知能が発達した社会(けっこうありえそうな現実味のあるレベル)が舞台の1話完結型で気軽に楽しめるマンガです。登場人物が人間なのかロボットなのか、よく見ると見分けられるように書かれてあるので、どちらなのか判別しながら読むと楽しいです。Amazonでは軒並み高評価になっています。続編として『AIの遺電子RED QUEEN』というのが出ていますが、まずは正編を読んでからにしてください。
おまけ.『ゼロ・ダーク・サーティ』
気合いを入れて重い映画を見てやろう、という方にはこちら。昨年の映画『女神の見えざる手』で堂々とした演技を見せたジェシカ・チャスティンが以前、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたときの作品です。ラストの長回しはいま話題の『カメラを止めるな!』に負けません。
後半は少し趣味に走ってしまいましたが、有意義に夏休みをお過ごしください。