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こんにちは! 歯科医院地域一番実践会の五島です。
今年の初め,一世を風靡した某有名経営コンサルタントK.M氏のセミナーに出ていたのですが,そこで「アップルウォッチつけてる人〜?」というやり取りが会場でありました。どうやらアップルウォッチを身に付けている経営者の跡継ぎはちゃんと会社を継いでくれることが多い,という説明をしていました。
当然ながらアップルウォッチにそんな効果がありません。「新しもの好き」,もっといえば「進取の気性(しんしゅのきしょう)」を持っている経営者は勉強好きだし,新しい技術にも明るく,後継者がそういう姿を見て未来を明るく感じるので「後を継いでもいいかな」と思うことが多いということです。
アップルウォッチは診療中にメールや電話があるとプルプル震えて邪魔なので身に付ける必要はないのですが,新しい治療法や器具をまずは使ってみる挑戦してみるという姿勢がある医院は,そうでないところよりも活気があるように感じます(買ったけど未開封で使わないというのはダメですが)。iPad を普段使いできている先生にそういう傾向もあるような・・・。
さて,マーケティングで比較的新しいものと言えばやはりインターネットの技術です。グーグル広告やヤフーリスティング広告はかなり根付いてきました(イーパーク自体もPPC広告を出していて競合になっています)し,機能も新しいものがどんどん追加され続けています。
次に何に取り組めばいいんだとなると,もうダメ元ですがインスタグラム広告やフェイスブック広告が面白そうです。最近,読みやすい書籍が増えてきました。
そもそもインスタグラムやフェイスブックは歯科医院での運用が難しいです。「インスタ映え」な画像がそもそも院内で取りにくいからです(もう1つ,運営できる人が少ないという理由もあります)。季節の飾り付け,イベント,スタッフの誕生日お祝い,新しい器材・治療法,増築・移転,生花,キャンペーン,院内旅行,セミナー・講習会,歓送迎会・忘年会・新年会がなんとか思いつけるものでしょう。一度,インスタグラムで「歯科医院」で検索すると参考になるかもしれません。
普段のホームページにブログに,その次はSNSだとなると疲れてしまいますが,進取の気性でフットワークを軽くして新しいタイプの広告にチャレンジしてみるのもよいかと思います。ダメだったらいつでも引き返せるのが小さな組織の強みですから。