「コントロールできること」と「できないこと」の境界を知る

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実践会ブログを御覧の皆さん、こんにち(ばん)は。
コンサルタントの染谷です。
今日は、コントロールできることと、できないことの線引きを話したいと思います。
歯科医院の経営をしていると、例えばベーシックで持ち帰った実践事例を見て、色々と実践していることも多いと思います。
しかし、何かしらのアクションを起こそうとする時、その結果が「うちの医院ではどうなるんだろう?」など、実際にどのような効果がでるかは分かりませんよね。ひょっとすると全くはまらない可能性もあります。
私としての考えとしては、失敗をする可能性はあるけれど、その失敗は必ず良い経験になるため、やはり実践、アクションは起こした方が良いと思っています。
そこで大事なことは、「うちの医院では、スタッフが率先してくれないから何も進まないんだ…」とかうまくいかず気分が悪くなったり、「うちはやっぱりこのレベルまではきていなんだ」と落ち込んだりする度合いをどこまで最小限にとどめる方法を習得することだと思います。
そこで今日のタイトルである、「自分でコントロールできること」と「できないこと」の線引きを知ることだと思います。
そのことコントロールできること、できないことを意識して、「自分でコントロールできること」に関してはできる限りを尽くし、「自分でコントロールできないこと」は仕方がないよね、と割り切ることです。
この線引き、境界を把握できると、うまくいかなかった時もある程度気持ちが楽になると思いますし、それが分かっていれば色々チャレンジもできます。
これまで多くのベンチャー企業の支援をしてきて、思うのはコントロールできるところで、着実に土台を作り、コントロールできないところでチャレンジしていくことが重要です。
ベンチャー投資においてとても重要なことは、人間性です。ある程度リスクを認識していることで、失敗してもカリカリしない、荒れない組織づくりが出来るのです。

先日、Twitterをみていて、以下のようなツイートがありました。

人に好かれることに気を配るより、信用されることに気を配ったほうが断然いい。好かれるか好かれないかは、相性やトレンドに左右されるけど、信用は①約束守る ②相手を儲けさせる(損させない)③礼儀正しく。その単純な繰り返しで積み上がり、時が経てばたつほど厚く、強固になり自分の資産になる。

要は「人事を尽くして天命を待つ」ということなんだと思います。
・人事とは「コントロールできること」
・天命とは「コントロールできないこと」
ところが、多くの医院で行われているのが、意外とコントロールできないことで嘆いたり落ち込んでいる院長スタッフさん。逆にやれば出来るのに、コントロールできることで実践しきれていないことが多いような気がします。
やってみてはどうですか?これを是非とも記載してみてくださいというシートなんかを渡してもやってみない医院さんもあるようです。
今回のブログが参考になれば幸いです。
あと意外と「自分のこと=コントロールできる」と思いがちですが、そうでもないことも多いです。何かを食べて「美味しい!」と思う人もいれば、「まずいな~」と思う人もいるように、とにかく体験をして(アクションを起こして)みて、そこでご自身がどのような感情を抱くかは、おそらくご自身でも、前もってどう感じるか分からないものなのです。そこでどのような感情を抱いたとしても、それをしっかりと受け入れることもとても大事だと思います。

今、このブログを書いていて、大きなトレンドを作って、自費をアップすることはコントロールできるかもしれないと思ってきました。
例えば、ベーシックコースに参加してくださっている医院様が集って、「歯科医師(歯科医院)が考える美人の定義」というようなものを発表して、「笑顔の時に●番まで歯をみせる。」なんかを根付かせることはコントロールできるんじゃないかな?と思ったりします。
参考にしてみてください。

では。

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