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動画を院内で撮影できるチャンスはいま
歯科医院では診療はもちろんのこと、説明・カウンセリング、丁寧で優しい対応など様々なことに取り組んでいらっしゃることと思います。最近では新型コロナウイルス感染症への対策も重要ですね。実はそういう取り組みをよりアピールするには、いま絶好の機会です。
なぜなら、今ならマスクをしていても自然だからです。ということはスタッフも顔が全面に映ることはないですし、抵抗が少ない。やはり、まずは新型コロナウイルスについての取り組みを動画で伝えていくのがいいでしょう。
すでに多くの歯科医院のホームページでは画像と文章で院内感染防止について説明があります。まだ余裕があるなら、よりリアルに伝わる動画を作ってみるのがオススメです。
例としてはYoutubeに次の動画があります。
https://www.youtube.com/watch?v=fzBmxI2nEys
こりすぎた動画ではなく、シンプルに口頭による説明と実演のシーンを取り組みごとに撮っているだけです。注意点としては、音を出さずに動画を見る人も多いので、大切なところは字幕を入れたほうがいいことです（セリフすべてを書き起こす必要はありません。上に挙げた例はちょっと字幕が多めにしてあります）
なお、上記の例はこちらの動画をたたき台にしました。
https://www.youtube.com/watch?v=MkcNMKLCQPw
作り方
動画の流れとしては、次のとおりです。これを印刷して、スマホでスタッフに撮ってもらうのがいいです。
＜あいさつ＞
こんにちは。●●歯科医院です。当院では新型コロナウィルス感染症対策も含め、安心して患者様が来院できるような環境づくりを行っています。この動画ではその様子をお伝えします。最後までご覧ください。
＜受付・待合室＞
※各シーンで８～１０秒ほど撮影してください。ここは字幕で説明できるので特に話さなくてもOK（説明するとなおよい）
・玄関は開放している（換気）
・空気清浄機が稼働している
・手指消毒薬が設置してあって、それで患者約が消毒しているシーン
・受付もマスクをしているシーン（マスクをしながら「こんにちは」などと挨拶）
・患者役に体温測定
・スタッフが椅子、ドアノブも消毒している
＜診療室＞
・スタッフがグローブしている両手を見せる
・スタッフがN95マスクをマスクの上につけている（2重でマスクしているのを見せる）
・スタッフがゴーグルもしてる
・スタッフがフェイスガードも使っている
・スタッフが口腔外バキュームを使っているシーン。患者役も映りこんでおく
・スタッフが器具を滅菌している、滅菌パックのシーン
・カウンセリングルームでもマスクと換気を行っている（ドアを開けて、スタッフと患者役が話しているシーン）。スタッフが患者役にカウンセリングしている。
＜締めの挨拶＞
このように、●●歯科医院では院内感染防止対策に努めています。国内では患者さま同士、スタッフから患者さまへの感染例は確認されておりません。お口の中を清潔に保つことが免疫力を上げるという報告もあります。通院時はマスクをするなど感染予防をとってお気をつけていらしてください。
上記のすべての要素が必要というわけではありません。口頭での説明を入れるなら、実演しているスタッフと説明するスタッフはわけたほうがいいです（マスクをしながらだと声がこもるので）。なので、患者役・スタッフ役・説明役・撮影役の4人が必要です。マスクをしていれば顔はほぼ映りません。
スマホで撮影が終われば編集です。動画は２～３分以内で収めて手軽に見られるようにすればいいでしょう。編集は若手スタッフが詳しい場合がありますから（スマホ内で編集できる）、院内に詳しい人がいないか聞いてみてください。
コロナ対策のアイコンなどは厚労省が用意してくれています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/qa-jichitai-iryoukikan-fukushishisetsu.html#h2_4
完成した動画はユーチューブなどにアップして、ホームページの上のほうに設置して見てもらいやすくします。今なら、多くの人がコロナ対策に関心を持っていますし、見てくれた方は安心して来院してくれやすくなるでしょう。
ぜひチャレンジしてください！
先日、ホームページだけでは心もとないという投稿にて、LINE・インスタ・SMSなどを活用すべきという内容がありましたが、今回はそれを補足する内容でした。ぜひそちらもお読みになってください。
↓その投稿はこちら↓
https://www.consuldent.jp/blog/13821/
