このブログは約 5 分で読めます
みなさん、こんにちは。経営戦略研究所コンサルタントの岡本です。このブログをお読みの先生であれば、きっと成功の3条件についてはご存じですよね。その中でも「プラス発想」しっかりと出来ていますでしょうか?
これほど短期間に世界がこれだけ変わるとはだれも想像していませんでした。大きな犠牲もあったかと思います。それでも前に進んでいく必要があります。では、今回の新型コロナウイルスによってもたらされるプラス面は何でしょうか?
(一つの事実に対して解釈は無数にあります。その中でもプラスの部分に焦点を当てていく、という考え方の一つです。不謹慎だ、というとらえ方の先生もいるかもしれません。ご了承下さい)
まずは、移転や分院展開を考えていた先生たちにとって、今まで絶対に空かなかったようなテナントが撤退し、空室になる可能性が出てきます。特に飲食店などは営業再開したとはいえ、大きな宴会や飲み会などが復活するのにはまだ時間がかかるでしょうし、利益率の高いお酒がでない以上、テイクアウトだけでしのぐのにも限界が来ることが想定されます。
歯科に関して言えば、「ちょっと行くのを控えようかな」という人が増える半面、そういった方々のホームケアの状況によって、急患として来院する可能性が高くなります。今まで通っていた医院に「落ち着いたらまた連絡します」と言って通院を辞めていたのであれば、歯が痛くなった時には、その医院ではなく、再度新しい歯医者さんを探すことになるでしょう。そうすると、しっかりと医院の感染対策などを外部に対して発信している医院にはしっかり患者さんが増える事になる、という事です。
ですので、こんな時期に新しい展開は危険だ、という考え方もあると思いますが、プラス面を見れば「地域で一番感染対策に力を入れている歯科医院がオープンしました」というキャッチコピーは、かなり強いと言えるでしょう。事実、クライアントの多くの医院では緊急事態宣言が開けたころから初診が、コロナ前よりも増えている医院も多いですし、患者数もしっかりとコロナ前の水準に戻ってきています。
ただし、歯科治療を通して感染が広がるような事例が出始めると、マスコミは一気にネガティブキャンペーンを仕掛けてくる可能性が高いです。そうならないためにも、感染対策、スタッフの行動などにもしっかりと注意を払った方が良いです。特に、お昼休みは距離を開けてスタッフルームも密にならないように気を付けている医院でも、終礼が終わったら一斉にマスクを外してスタッフルームに戻っていく、というような事がないように気を付けてください。
そして、さらにプラス面は何と言っても、今年は実践会のセミナーがZOOMで受けられるという事です。大阪や東京にいくだけで往復数万円かかってしまう地域でも、医院で受講してもらう事が可能です。
地理的な問題だけでなく、「えー?セミナーですか?嫌です」と参加に消極的だったスタッフにも、会場に行かずにZOOMで参加できる、というのは一つのおススメポイントにできると思います。
新人スタッフ育成塾( https://www.consuldent.jp/seminor/ikusei.html )は、新人が歯科医院で、何をどう頑張って行けば良いのかを楽しく学ぶことができますし、
スーパースタッフ育成塾( https://www.consuldent.jp/seminor/superstaff.html )は、今まで孤独だった院長先生の気持ちを汲んで、下のスタッフに先生の思いを代弁してくれるようなスタッフが育ちます。現に私のクライアントでも、多くのスタッフがスーパースタッフ育成塾参加後に、「後輩に憧れられる先輩」「院長から頼りにされる幹部」へと変化しました。
これから世界はどんどん変わっていきます。ぜひスタッフにセミナー参加していただき、世の中の変化に負けない成長を遂げてもらいましょう。