カウンセリングルームがないけど自費率は上がる??

自費率とリコール率

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こんにちは!

歯科医院地域一番実践会の萩原直樹です。

本日はカウンセリングルームがない場合はどのようなことをすればいいか質問を受けることがあります。

その質問に本日は応えていきます。

カウンセリングルームがなくても自費は上がります。

もちろんカウンセリングルームにてしっかりとした方が患者様の誤解を招かない、

時間をとって説明をしたことによって患者様の満足度はあがります。

できるカウンセリングルームを準備して、カウンセリングをしたほうがいいです。

ただし、人数の関係上または医院の構造上できないという場合には下記のような施策を講じていきましょう。

1.アポイントのとり方

カウンセリングを行う対象の患者様のアポイントは長めにアポイントをとることです。

いつも通りであれば30分のアポイントを45分でアポイント設定をすれば良いでしょう。

私のクライアントの場合は全顎治療の場合は60分でアポイントを取ることもありますが、

チェア稼働率が悪くなりますので自費が高くない歯科医院様はおすすめできません。

15分は説明の時間、30分は治療の時間とするのです。

ただし説明の時間をとった場合には治療を延長をしないように気をつけてください。

アポイントを長い時間でとっているので治療を長引かせてしまう院長先生がいます。

そうするとただのロングアポになってしまい、自費率が向上することはありません。

保険診療に関しても非効率になってしまいます。

2.モニターによる説明

チェアサイドで説明をする場合には必ず患者様の口腔内写真をモニターに写しながらお話をしてください。

モニターは可能であれば40インチ以上のものを設置して、患者様がより詳細に自分の口腔内を見れるようにすると良いです。

その時に患者様目線でどのように治療をしていくのかが最善かを説明してください。

具体的なポイントは、

・治療の優先順位

・想定される治療期間

・治療しない場合のリスク

・各部位における大まかな費用感

ここで大切なのは自費のご契約をいただくことではありません。

患者様が自分の口腔内環境を深く理解することです。

患者様のお口の環境が伝われば伝わるほど、口腔内への意識は高まります。

するとリコールも自然とあがるようになってきます。

3.継続的に状態を伝える

チェアサイドでカウンセリングをしている歯科医院であれば、

リコールになったとしても、上記の口腔内環境は継続して伝えていったほうがいいです。

院長先生や歯科医師だけが上記のポイントを伝えるのではなく、全員が来院時に毎回状況を伝えていくのです。

そうすることによって患者様は自分の口腔内の特徴を何度も振り返ることができ、

口腔内の意識向上だけでなく、歯科医院の信頼向上にもつながります。

「正しい情報提供をしてくれる歯科医院」

と認識されるのです。

毎回異なる人に違うアドバイスをされる歯科医院は信頼されることはないでしょう。

自費率をあげるためには難しいことをするのではなく、当り前のことを継続的に行うことが重要なのです。

特に既存の患者様に正しく情報発信ができているかを振り返ってみてください。

同じ患者様に同じ情報を様々な担当者から伝えることは意外とできていないかもしれません。

カルテをチェックする流れを正しく構築していきましょう。

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