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みなさん、こんにちは、経営戦略研究所の横山光孝です。
日々、歯科医院さんにお伺いをして医院の活性化や課題への対応をしています。
先日、お伺い先の院長から今季業績が6億5千万円を超えました、また他の院長先生からは来年は4億を目指しますなどのお声を頂戴しています。
5億を超える新規の医院様からのコンサルティング依頼が急増しています。
医業収入の高さや医院の大きさだけが重要ということではありませんし、私もそのようなコンサルティングをしているわけではありません。
ただ医院の経営レベルを上げていくとその結果として成果が数値として現れるということと感じます。
先日、弊社で「月間予防レセ2800枚医院」を実現している医院様の取り組みをセミナーとして紹介をさせて頂きました。
重要な取り組みの柱が何本かあるのですが、その中でも重要な取り組みの中に「患者様管理を数値化」というものがあります。
先述した通り、医院の状態は数値に現れます。
メンテナンスの患者様の満足、不満、デンタルIQなども数値に出て来るのです。
その医院さんでは、メンテナンス患者様の数値をKPI(重要業績評価指標)といて客観的に判断しマネジメントをしています。
その数値指標の一部は
・新患日時
・初診カウンセリング
・セカンドカウンセリング
・補綴カウンセリング
・治療計画表作成・提示
・全顎カウンセリング
・メンテナンスカウンセリング
・中断
・治療修了
・メンテナンス初回日時
・次回アポ予約率
など、一部ではありますがKPIとして全ての患者様において管理をしています。
これらの指標をみることで医院全体だけの新患人数、キャンセル率、中断率だけではない患者様個々の来院経過状況を把握出来ます。
またこの指標を各DH、各TCスタッフ別にも集計、記帳しています。
そうすることで患者様の状況だけではなく、患者様と個々のスタッフとの信頼関係も客観的に判断をする事ができます。
このようにして、まずは医院の状況を客観的、数値的に把握してそこから問題点をあぶり出し、改善策をひねり出すことの繰り返しが患者様の満足度や信頼度となり、それが業績という数値に表れるのです。
このような数値指標を把握することで現状を客観的にしることが医院活性化のスタートとなります。