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みなさん、こんにちは!
経営戦略研究所WEBコンサルタントの茶川です。
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本日は、Googleが先日発表した、Googleアナリティクスが将来的に使えなくなる問題について解説をしていきます。
なお、今回私がお話するGoogleアナリティクスは、2020年9月以前に設定されていた、旧来のアナリティクスの話になります。
最新のGoogleアナリティクス4(GA4)については対象外となりますので、既にこちらを導入済みの場合は、本記事は気にしなくて大丈夫です。
Googleからのアナウンスについて
さて、Googleからの正式なアナウンスについては、以下に記載されています。
こちらを見ると、長々と記載がありますが、重要なポイントは以下の2点です。
①既存のGoogleアナリティクスは2023年7月をもって使えなくなる
②最新のGoogleアナリティクス4に切り替える事を推奨
まず、①の通り、本件は来年の話であって、1年以上の猶予期間が設けられています。
そのため、今すぐどうにかしないといけない、という話ではありません。
そして②が示すように、対応策も提示してくれています。
ただし、これについては医院さんの方で動かないと何も進まない話であるので、今から対応されておく事をオススメします。
なお、手順としては少々やっかいでして、基本的にはHP業者にお願いをする事になります。
ただ、Googleタグマネージャーの知識に乏しい業者さんの場合、他の業者に依頼をする必要が出てくるかもしれないので、この点は今のうちから確認をしておきましょう。
Googleアナリティクス4とは?
対応方法について解説する前に、そもそもGA4とは何か?について簡単に解説をしておきます。
GA4とは、旧来のアナリティクスに変わる新しい仕組みで、2020年10月に正式リリースされました。
旧来の機能との違いは、cookie規制に対応した新しい仕組みを導入しており、Google広告などの他機能との連携も強化されるなど、様々な改善と機能強化が盛り込まれています。
※cookie規制の詳細についてはこちらから
利用できる機能は、旧来のアナリティクスと殆ど同じです。
一部対応していない機能もありますが、それらは元々の需要が乏しかった機能が殆どに見受けられます。
必要な機能に絞ったという点では、より使い勝手は向上していると言って良いでしょう。
加えて、Google広告と連携する事で、コンバージョンに至るまでのプロセスなど、今まで出来なかった分析も可能になりました(ただし、設定の難易度がかなり高いので注意してください)。
旧機能に強い思い入れが無い限りは、今すぐ対応された方が良いでしょう。
GA4の移行方法
移行方法については、旧アナリティクスの「設定」より行う事ができます。
詳細な手順については以下のサイトが詳しいので、参考にしてみてください。
手順を簡単にまとめると、以下の通りになります。
①旧アナリティクスの設定画面から、移行の手続きを開始
②上記の手順①で発行されたIDをメモする
③Googleタグマネージャーの設定を行う
④HP業者に、上記③で発行したタグをHPに貼り付けて貰う
このように少々複雑な手順を踏む形になるので、一つ一つ丁寧に、確実に対応を進めるようにしましょう。
後回しにしても何も良いことはありません。
まずは、現在HPの管理をお願いしている業者さんに本記事をシェアし、対応の可否について確認をしてみてください。