時事ネタをスタッフ教育に活用する

スタッフ教育

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こんにちは。

経営戦略研究所研究所㈱の山ノ内です。

 

先日、公益社団法人日本歯科医師会が行った「歯科医療に関する一般生活者意識調査」のプレスリリースがありました。日本歯科新聞でも取り上げられており、知っている人も多いのではないでしょうか。

 

それを見た多くの院長先生は、自身の知識(ネタ)としてストックされたと思うのですが、それで終わっているようなら少し勿体ないです。是非、スタッフさんたちにも共有をして頂きたい内容でした。

 

例えば、

健康維持する上で歯や口の健康が欠かせないと思っている人でも、歯科医療機関で定期チェックを受けているのは47.4%という結果がありました。

引用元

https://www.jda.or.jp/jda/release/cimg/2020/DentalMedicalAwarenessSurvey_R2_2.pdf

 

 

結果としては予想できる内容ですが、「調査結果」として出ているのは大きいですよね。エビデンスというのはおこがましいかもしれませんが、伝える上で立派な「根拠」となります。

 

このような調査結果をもとに、メンテナンスの重要性を伝えるだけで終わってないか、しっかりと行動に移してもらえるような導線作り(仕組み作り)はできているか、それをミーティング等で話し合うのも大事ですよね。

 

歯科医院はどうしても閉鎖的な組織です。歯科業界をその医院でしから知らないスタッフが3分の1以上、なんていう医院もあります。

 

「業界がどういう状況なのか?」

「他の歯科医院がどういう状況なのか?」

 

そういう情報がほとんど入ってこない歯科医院は少なくないと思います。

日本歯科新聞、デンタルハイジーンやnicoなどの雑誌を定期購読している医院さんもあると思いますが、それで満足していたら個人差が出てしまいます。

 

こういう歯科業界情報、歯科業界よりもさらに上の医療業界情報などはナカナカ取りにいく人は少ないです。見かけてもスルーしてしまう人が大半です。人は興味ある情報は無意識的でも収集するけど、興味ない情報はスルーしてしてしまう傾向がありますからね。

 

でも、このような階層の情報も大事ですよね。このようなことを知っているのと知っていないのでは患者さんに伝える際の「言葉の力」が変わります。

 

院長先生や幹部スタッフはこのような情報にもアンテナを張って、医院に落とし込めると良いですね。視野が広い、視点が高い、視座高い、そんなスタッフの育成(人材育成)に繋がります。

 

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