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みなさん、こんにちは。
歯科医院地域一番実践会の吉村です。
今回は、先生方も耳馴染みのある補助金・助成金についてお話したいと思います。
機材やシステム導入、採用の際に助成金や補助金で少しでも賄えたら非常に嬉しいですよね。
では早速まいりましょう。
目次
助成金と補助金とは何かおさらい
助成金は一定要件を満たせばほぼ必ず支給されるものです。対して、補助金はその上で診査が入り、採択されない場合があるものです。
歯科医院で馴染みのある補助金・助成金
歯科医院で馴染みのある補助金や助成金といえば、
・IT導入補助金
・ものづくり補助金
・キャリアアップ助成金
あたりではないでしょうか。
もし上記でひとつでも初耳のものがあれば、概算だけでも調べて知っておくといいかと思います。
IT導入補助金とものづくり補助金は同一事業においては併用不可だったり、ものづくり補助金は事業完了後5年間以内に法人化したら何割か返還義務があったりますが、やはり知らずに申請もできていなかったというのが一番勿体ないように感じます。
※要件についての詳細は公式HPをご参照ください
社労士さんの役割とは
さて、補助金や助成金を申請する際は、基本的に社労士にアドバイスを仰いで、申請代行してもらうことになるかと思います。しかし、仮に採用をしたり新機材を導入するとしても、社労士さんから「この助成金や補助金が使えるからどうですか?」といったアドバイスをくれることはほぼ皆無です。その理由の一つとしては、申請代行費用や成果報酬を考えたとしても手間の方が大きいのがあるようです。社労士さんから先生に伝えた場合、まず概要の説明をし、医院側と社労士側の双方で必要な書類の用意や進捗の確認のやり取りをし、申請期限までに申請するということが発生します。キャリアアップ助成金だけでも結構な分厚さの書類を用意しないといけないので、そう考えると納得ですよね。
社労士さんの活用
社労士さんから進言がないのであれば、どうしましょう。お察しの通り、こちらから歯科医院の経営において使用できる助成金や補助金を把握し、具体的に「この補助金や助成金を申請したいのですが可能ですか?」と聞かなければなりません。
つまり、
知らないこと=損
となるわけです。
何の助成金や補助金があるかは、一通り調べておきましょう。
調べる上でのポイント
「歯科医院 補助金」、「歯科医院 助成金」などで調べると、一般的な補助金や助成金が出てきますので、ひとまず調べていただくといいかと思います。
ただ、上記では落とし穴があります。補助金や助成金は、都道府県別、市町村別で行っていることがあるため、地域特有のものは上記のような調べ方ではほぼ出てきません。そのため、社労士さんもほぼ知りませんし、遠方の社労士さんに依頼している場合は尚更知らないことでしょう。
そんなときは、以下のサイトで調べるのがおすすめです。
https://hojyokin-portal.jp/subsidies/list
こちらで地域を絞り込んで、該当のものがないか適宜探してみると、掘り出し物のような助成金や補助金、支援金が見つかるかもしれません。10万円でも大きいですからね。
まとめ
補助金や助成金、支援金の知識は一通りこちらで知っておく必要があります。調べるときは以下のサイトがおすすめです。
https://hojyokin-portal.jp/subsidies/list
また、社労士さんが助成金や補助金の申請代行に対応していない場合は、申請代行をしてもらえる社労士さんを別途探す必要があります。
歯科医院の機材やシステム導入はどうしても高額になりがちなので、ここで少しでも費用を賄えると嬉しいですね。是非ご活用いただければと思います。