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皆さん、こんにちは！
経営戦略研究所のコンサルタント、滝沢です。
スタッフのセミナー参加後に、実際の業務でどのように成果を上げるか悩んでいませんか？今回は、スタッフがセミナー参加の効果を最大化するための具体的なポイントをお話しします。セミナーは、院長先生とスタッフが共に学び、医院全体の成長を促す重要な機会です。しかし、セミナーに参加するだけではその効果は十分に引き出せません。セミナーで得た知識を実践に移し、医院全体で共有し成長していくための具体的な方法を紹介します。
セミナーの目的と内容
地域一番実践会では歯科医院の院長先生とスタッフ向けに、最新の経営手法やマーケティング戦略、効果的なマネジメント技術を学ぶための様々なセミナーを開催しています。
- 院長向けセミナーの内容
最新の経営手法やマーケティング戦略、効果的なマネジメントについて学びます。例えば、経営者としての大切な考え方、SNSを活用したマーケティング手法や、スタッフのモチベーションを高めるマネジメント技術など、実践的な内容が盛りだくさんです。
- スタッフ向けセミナーの内容
患者様とのコミュニケーション方法や、チームワークの重要性、社会人としての基本的なマナーなどを学びます。これにより、スタッフ一人ひとりが医院全体の成長に貢献できるようになります。
セミナー後の院長先生の役割
- 理解と実行
スタッフがセミナーで学んだことを実践できるようにするためには、院長先生自身もその内容を理解し、実行することが重要です。例えば、セミナー資料を共有し、スタッフから要約を聞くなどして、院長先生自身も学ぶ姿勢を見せることが大切です。特におすすめなのが、院長自らがスタッフと一緒にセミナーに参加することです。そうすることで、スタッフが学んできた内容を理解することができ、一緒に実践しやすくなるからです。
- 模範となる
院長先生自身がセミナーで学んだことを実際に実行することで、スタッフにとって良い模範となります。スタッフ一人だけだと実際に行動に移すとなるとハードルが高く、負担に感じてしまうことも少なくありません。そこで、院長がスタッフと共に実践することで、医院全体のレベルアップが図れます。
日常業務でのサポート
- フィードバックとミーティング
慣れていないうちは、スタッフが学んだことを日常業務で発揮できるようにサポートすることが求められます。定期的なフィードバックをするために、5分間トークを設けたり、スタッフとのミーティングで振り返りを行うことで、学びを実践に移すサポートをしていきましょう！
- 実践の機会
はじめが肝心なので、何か取り組みをスタートする際には一緒に考えてあげることも重要です。スタッフがセミナーで学んだ取り組みや方法を実践できるように機会を設けることが大切です。例えば、院内のミーティングで、参加したスタッフがセミナーの内容を共有し、スタッフ同士で取り組みの意見交換を行ったり、協力を仰いだりすることで、他のスタッフを巻き込むきっかけを作り、スタッフのモチベーションの向上にもつながります。これにより、取り組みを実行できる確率が格段にアップします。
具体例と成功事例
- 成功事例
実際に私のクライアント医院では、TCセミナーに院長先生がスタッフと一緒に参加することで、今まで初診カウンセリングや補綴コンサルなどは全くできていなかったところから、スムーズに導入することができました。やはり、カウンセリングなどの導入は、医院全体の理解を得られるとスムーズに進められると感じます。取り組みを進めるにあたり、相談できる理解者がいるかいないかはその後の定着に大きく関わってきます。この医院では、定期的にセミナーの内容をスタッフ全員で共有し、学んだことを実践するための計画を院長、スタッフと一緒に立てることで、医院全体の理解を得ながら成果を出すことができました。
- 効果
共通体験を通して、コミュニケーションが活発になり、院長との関係性も良好になった事例もあります。普段なかなかスタッフとのコミュニケーションがとれていないと感じる院長も、セミナー参加をきっかけにスタッフと会話をする機会が増え、結果として医院の雰囲気も良くなるといった効果も得ることができました。
まとめ
セミナーを最大限に活用するためには、院長先生自身の関与とサポートが不可欠です。スタッフと共に成長し、医院の成功を目指しましょう。スタッフをセミナーに参加させるだけでなく、院長先生自身も学び、実践することで、医院全体の成長を促すことが大切です。さらに、来年のセミナー参加計画を早めに立てることで、計画的に学びを深めることができます。今回のブログがご参考になれば幸いです。
これからも共に成長し、成功を目指していきましょう。
