プロジェクトチーム運営のポイントは●●!

歯科医院経営ブログ

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皆さん、こんにちは!

歯科医院地域一番実践会 コンサルタントの今泉です。

先日クライアントの先生より、「プロジェクトチームを始めていきたいんだけど、どうすればいいか分からない。。」というお話をいただきました。

皆さまは如何でしょうか?
医院でプロジェクトチームの取組みはされておりますでしょうか?

「聞いたことがない」
「聞いたことはあるし、行ってはみたいがどうすればいいか分からない」
「行ってはいるが良い取組みができているか疑問、、、」

そんな先生も多いのではないでしょうか。

今回はそんなプロジェクトチームについて、具体的な内容や運営のポイントについてお伝えさせていただきます!

 

ただ一点注意として、プロジェクトチームの取組みを始めていくためには、医院内のマネジメント状態が安定していることが大前提となります。

マネジメント状態が良くないと、医院のため、院長先生のためにスタッフさんが動く、というのが現実的に難しい可能性が高いためです。

ですので、医院内のマネジメント状態が良くない場合は、先ずはマネジメント状態の改善から取り組んで頂ければと思います。

 

マネジメント状態をより良くし、効果的にプロジェクトチームの取組みを行い、大きな成果を出していきましょう!

プロジェクトチームの目的

先ずは、プロジェクトチームを行う『目的』を明確にしましょう。

目的があることで、どのような成果を目指して、どういったチームを作るかを決めていくことができます。

 

今回は特別に私のクライアント様の実例をもとにお話したいと思います。

 

以前私のクライアント様で、プロジェクトチームの取組みを行いたいとのお話をいただき、目的をお伺いしたところ、「医業収入を上げたい」とのことでした。

 

『医業収入を上げることが目的』のプロジェクトチーム、
皆さまはどのようなチームを作りますでしょうか?

 

医業収入は下記の計算式で表すことができます。

・医業収入=患者様数×患者様来院1回あたり単価×来院頻度

 

つまり、医業収入を上げるためには、「患者様数」、「来院単価」、「来院頻度」を上げる必要がありそうですよね。

 

そこで、その医院様では医業収入を上げることを目的に、、、

・患者様数を増やすチーム

・自費収入(患者様単価)を増やすチーム

・来院頻度を増やすチーム

を作りました。

 

この時は「医業収入を上げること」を目的としてプロジェクトチームを編成しましたが、それぞれの医院様で、その時々で様々な目的があるかと思います。

当然目的によって取り組むプロジェクトも作るチームも変わりますので、先ずは何を目的にプロジェクトを行うのか、そのためにはどのようなチームが必要なのか、先ずはぜひ『目的』を考えてみましょう!
目的が決められたら、その目的にそったチームをご検討頂ければと思います。

 

プロジェクトチームを始めていく際のポイント

次に作ったプロジェクトチームの取組みを考えていきましょう。

プロジェクトチームの目的と、目的に沿ったチームを作れたら、作ったチームごとに「担当となるスタッフさん決め」と「取組み内容」を決めていきましょう。

 

先ほどお話した医院様の各チームを例にしますと、取組み内容と担当者は以下のように決めました。

・患者様数を増やすチーム
→受付さん、助手さんを中心にGoogle口コミを増やす取組みを行う

・自費収入(患者様単価)を増やすチーム
→TCによるカウンセリングを行う

・来院頻度を増やすチーム
→衛生士さんを中心にリコール率の集計と資料をお渡しする取組みを行う

 

今回のケースではチームの振り分けが職種ごとになっていることからスムーズに担当者を決めることができましたが、チームの取組みによっては担当者を決めづらい場合もあるかと思います。
その際は、スタッフの人柄やスタッフ間の相性、将来的に期待したい役割などを含め、総合的にご検討頂ければと思います。

また、プロジェクトを始めていく際に大事なポイントが2点ありますのでお伝えいたします。

 

1つ目は、プロジェクトチームそれぞれで、『数値目標を決める』ことです!

私も色々なクライアント様でプロジェクトチームの取組みを行っているのですが、数値で判断できる目標がないと、取組みをできた・できなかった、が主観的な評価になりやすく、進捗や結果が見えにくくなりがちです。

例えば先ほどお伝えしたプロジェクトチームでは、以下のような数値目標を設定しました。

・患者様数を増やすチーム
→受付さん、助手さんを中心にGoogle口コミを増やす取組みを行う
【目標】評価4以上の口コミを月8件以上獲得する

・自費収入(患者様単価)を増やすチーム
→TCによるカウンセリングを行う
【目標】自費カウンセリングを行い、自費成約月350万円以上を目指す

・来院頻度を増やすチーム
→衛生士さんを中心にリコール率の集計と資料をお渡しする取組みを行う
【目標】治療終了後の患者様にもれなくリコール資料をお渡しし、リコール率60%を目指す

できる限りプロジェクトチームそれぞれに数値目標を設定するようにしましょう。

 

2つ目のポイントは、プロジェクトチームそれぞれに『リーダーを決める』ことです!

プロジェクトチーム内の担当者にリーダーがいない場合、皆が人任せにしてプロジェクトが動かなかったり、皆が集まらなかったから取り組めなかった、といったことがあり得ます。

リーダーがいることで、誰かいなくてもリーダーがいることで取組みを進められたり、人任せにして誰も動かないといったことを避けられます。

プロジェクトチームを始めていく際には、それぞれのチームごとに数値目標とリーダーを決めるようにしましょう!

 

最後に

今回は「プロジェクトチーム運営のポイント」をテーマにお伝えしました。

プロジェクトチームの取組みをする際には、

・マネジメント状態をより良くする
・プロジェクトの目的を決める
・チームごとに数値目標を決める
・チームごとにリーダーを決める

上記4点についてご注意頂ければと思います。

 

また、

「プロジェクトチームを行ってみたいけど、自分一人では決められないし運用できなさそう」
「そもそも医院内のマネジメント状態が良くないので改善したい、、、」

そんな先生もいらっしゃるかと思います。

 

もしそういったお悩みがある場合は、是非弊社の『月次支援コンサルティング』をご検討ください。

弊社の経営コンサルタントは、HPやマーケティングのご支援は勿論ですが、プロジェクトチーム運営のサポート、またスタッフさんとの面談など、マネジメントのサポートもさせて頂いております。

医院のマネジメント状態を安定させて、皆で取組みを行っていきたい!
目の前の診療だけでなく、プロジェクトチームを作って医院をより良くしていきたい!

そのようにお考えの先生は是非一度ご相談くださいませ。

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歯科医院経営地域一番実践会は岩渕龍正が率いる日本最大の歯科医院専門経営コンサルティング会社。コンサルタント19名、常時200医院超のコンサルティング、続々と地域一番医院が誕生。

 

今回の内容を参考にして頂き、プロジェクトチームの実践、頑張っていきましょう!

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