なぜ良い人が採用できないのか?

なぜ良い人が採用できないのか? 労務・人事評価・採用

このブログは約 4 分で読めます

皆さん、こんにちは!
歯科医院地域一番実践会 地域一番化マスター 岩渕龍正です。

前回も、このブログでお伝えしたように全国的に採用が難しいです。
リーマンショック後はタウンワークに8万円ぐらいの求人広告を出すと歯科助手・受付だったら20名ぐらい応募が来るのが当たり前の時代がありました。

思えば、あの時代が一番、歯科業界でいい人が採用できた時代だったのかもしれません。
しかし、あの時代は恐らく、これから二度と訪れないと思います。

しかし、その現実を理解しきれてないか、今までのタウンワーク8万円で20人以上の応募があった時代の感覚が抜けきってないのか、タウンワーク8万円で未だに良い人を採用しようと努力してる人が大勢います。

これはもはや、成果の出ない方法で成果が出ると信じて、一生懸命やり続けてるのと同じだといえます。 しかし、本人はそれに気づいてない。

最悪、お金がかかり続けてしまうだけならいいのです。いや、良くないか。

本当に最悪なのはタウンワーク8万円で2人ぐらいしか応募がなくて、証明写真が自撮りだったりする「明らかに採用してはいけない」と分かる人を「人手が足りないから」という理由で採用してしまうことです。

こんな採用活動で良い人が採用できる訳がありません。
当然、医院を志望した理由は

・家から近かったから ・通いやすかったから ・条件が良かったから

という利便性追求型の採用になります。

このような採用活動を続けてる限り、良い人は永遠に採用できないかもしれません。
自分が人生で一番、長い時間を過ごす、何千万円もかけて作った歯科医院にいるスタッフがやる気がなくて、仕事の覚えも悪くて、何か注意するとすぐ逆ギレするようなスタッフしかいないとしたら、それは悲劇です。

しかし、その悲劇は適当な採用活動をしていた自分に問題があるのです。
歯科治療技術はもちろん大事ですが、同じ志を持って治療に取組んでくれるスタッフを採用できるかどうかで、先生が考える医院が実現するかどうかはかなり変わるはずです。

もっと採用活動に時間とお金と労力を投入したほうが良いのではないかと思うのです。

そして、今、歯科医院で行われている大半の採用活動が求人広告を出して、応募があった人を採用するという方法です。

私はこれを「今すぐ採用」と呼んでます。

今すぐ転職したい、今すぐ就職したい人を採用する。
そのために求人広告を出す。
その採用活動ではもはや限界にきていると私は思うのです。

そうではなく、別に今すぐ転職したいわけではない。
今の職場や、今の仕事には満足している。

そういう人を今すぐではなく、長い時間をかけて関係性を築き、最終的に採用する。

そんな「そのうち採用」こそが最も良い人材を獲得する方法だと私は確信しています。

私もそんな採用活動に最も時間とお金と労力を投入しています。

あなたはまだ「今すぐ採用」を続けますか?

現在、申込受付中のセミナー

タイトルとURLをコピーしました