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皆さん、こんにちは。
経営戦略研究所コンサルタントの山下です。
以前、採用勝ち組医院に向けたファーストステップとして、
「視点をかえること」の重要性をお伝えしました。
「誰なら採用をできるのか?」という視点で採用を捉えられると、
選択肢が広がり、思いがけない活躍人材とめぐりあう可能性をひろげることに繋がります。
では、その次に何をすれば良いのか?
ということについて、今回の投稿でお伝えをさせて頂きたいと思います。
結論に入る前に、まずは考えてみてください。
皆さんは採用者に何を求めますか?
どんなスキルを持った人材が欲しいですか?
どんなタイプの人材が良いですか?
と聞かれると
「とにかく自分のことにYESと言ってくれる従順な人がいいなぁ~」
「歯科助手経験のある受付がいいなぁ~」
「素直でコミュニケーション能力が高い人がいいなぁ~」
「マネジメント経験のある人がいいなぁ~」
「我慢強い人がいいなぁ~」
「ストレスに強い人がいいなぁ~」
などなど。
多くの求めることが頭の中に浮かぶのではないかと思います。
では、質問を変えます。
「皆さんが望む人材に対して、皆さんが提供できることは何ですか?」
「皆さんの歯科医院が提供できることは何ですか?」
という質問に対して、いくつ思い浮かぶでしょうか?
求めるもの以上に提供できるものが多く思い浮かんだ場合は、
採用勝ち組医院へと着実にステップアップしている証拠です。
しかし、一般的には提供できるものよりも、
求めるものの方が多く思い浮かぶのではないでしょうか。
では、なぜ提供できるものを、考えることが大切なのでしょうか?
それは人が何かを決断する際は、必ず未来をイメージするからです。
ジムに通うのであれば、体を鍛え、
いつまでも若々しく健康的な毎日を過ごしている自分自身。
留学を決意するのは、語学スキルを高め、グローバルに活躍している自分自身。
つまり、言い換えれば、
未来がイメージできれば、人は決断を下すことができるということです。
私自身も以前は大阪でリクルートという会社で働いていました。
そんな中、経営戦略研究所と出会い、多くの情報提供を頂き、
次のキャリアは経営戦略研究所で経営コンサルタントとして働くという
イメージと覚悟ができたからこそ、横浜に引っ越しをする判断を下すことができました。
どんな仕事なのか?
どんなやりがいを感じられるのか?
どんな仲間なのか?
どんな環境なのか?
どんな刺激を得られるのか?
どんなキャリアプランがあるのか?
どんな評価制度なのか?
3年後・5年後の自分はどうなっているのか?
このような情報提供がなければ、私は未だにリクルートで働いていたと思います。
皆さんは、自分の医院で、自分の部下として
働くことによって得られる魅力・やりがい・環境について熱くお話をすることができますか?
面接で相手の適性を見極めるだけの質問に終始していませんか?
ぜひ1度、対象を面接者から自分自身に変えて、自分と関わることで、どんな気づきを目の前の人に与えることができるのだろうか?
そんな視点でお話をしてみては如何でしょうか?
驚くような反応と結果が得られるかもしれません。