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みなさん、こんにちは!歯科医院地域一番実践会、WEBコンサルタント茶川です。
このブログでは、ズバリ「成果の出ないHPの特徴について」ご紹介をしていきます。
今や多くの歯科医院がHPを持つ時代になりましたが、HPはWEB集客で最も重要なツールの1つであり続けています。しかしながら、世の中のHPを見ていると、作りがイマイチなHPが多い用に感じています。
今回は成果の出ないHPの特徴と、その対応作についてお話をしていきます。長文になりますが、きっとためになりますので、最後までご覧頂けると幸いです。
HPの重要なポイント
さて、いきなり脱線して申し訳ないのですが、前提の知識として、現在のHP制作での重要なポイントを1点お伝えしておきます。それはズバリ「HPのスマホ対応です」。みなさんのHPではどうでしょうか?スマホ対応はできていますでしょうか?
なぜこのHPのスマホ対応が重要かと言いますと、今はスマホからの閲覧が90%の時代となっているからです。これは、私が管理しているHPの集計結果なのですが、多いところでは95%を越えるところもあり、少ない医院でも70%後半の数字を叩き出しています。今や、全国47都道府県全てでスマホの所持率は75%を超える時代になってきており、検索という行為のほとんどがスマホで行われるようになっているのです。
ちなみに、他の業界や業種であればこの数字はもっと低く、だいたい75%~80%くらいになります。歯科医院はかなり高い方だと言えます。そのため、スマホで見られることを前提とした準備が必要になってくるのです。
それでは、前置きが長くなりましたが、ここから成果の出ないHPの特徴と対策について、解説を進めていきます。
特徴① TOPページが長文ばかり
まず特徴の1つ目が、TOPページが長文ばかりの構成になっている事です。
この理由について理解するには、スマホユーザーの特性について理解をしておく必要があります。
スマホユーザーの特性を簡単にまとめると、
- 文章を読まない
- 軽い情報を好む
- すぐに離脱する
といった特性が挙げられます。
つまり、こっちは文章を読んで欲しいわけですが、そうすればしようとするほどスマホユーザーからは敬遠される結果になるのです。
では、なぜこういう状況に陥るのかというと、理由は2点あり、1点目は「手軽に検索できる」ことです。休憩時間中や、電車に乗っている最中といった、ちょっとしたシチュエーションで、暇つぶし感覚で検索をする人が大半と鳴っています。こうした人達に重い情報は刺さりにくいのです。もちろん、悩みが深い場合は読んでもらえる可能性もありますが、そればかりに期待するのは得策ではありません。
理由の2点目が、「選択肢が大量にある」という事です。ご存知のように、歯科医院の数はコンビニよりも多いと言われ、そしてその多くの医院がHPを持つ時代になっています。長文コンテンツの問題点の一つが、「欲しい情報になかなかたどり着けない」という事にあります。そうなると、検索する側としては、なかなか欲しい情報にたどり着けないページに留まるよりは、別のHPから情報を探した方が楽だ、と考える形になります。そのため、
周囲に競合が多い医院ほど、ざっくりと理解できる内容の情報を提示する事が大切になります。
以上のような特性から、長文コンテンツとスマホユーザーの相性は良くありません。特に、HPの顔であり、最も多くの人が訪れるTOPページには、なるべくざっくりと理解できる内容を準備しておく事が望ましいです。医院の理念や、診療へのこだわりは、詳細ページの方に書いていく事が望ましいです。
ここで1点注意なのですが、今回記載している内容はあくまでTOPページの話です。TOPページは様々な人が最初に見に来るページであるため、多くのタイプに刺さるコンテンツ作りが大切になります。そのため、先述したようなざっくりとした内容が好まれます。
一方で、個別の詳細ページについては、情報量を多くする事はむしろ推奨されます。矯正やインプラントのページについては、治療技術の内容や専門の設備、症例といった内容をどんどん書いて頂いて構いません。こうした濃い情報が、専門性や差別化に繋がります。少し話は逸れましたが、こうしたTOPページと専門ページの使い分けも、良いHPを作る上では重要になります。
特徴② 写真が少ない
続いて、成果の出ないHPの特徴の2番目が、写真が少ない事です。今の時代、HPの写真は極めて大切です。ひと昔の前のHPのように、回線速度が遅かった時代であれば、写真の掲載はむしろ悪と捉えられる事もありました。しかし、今の時代は良い写真無くしてHP制作を行う事はできません。
この事は、補綴コンサルをされている先生や、TC業務をされているスタッフの方ならよくおわかりかと思いますが、文字情報だけで、つまり視覚情報無しに、相手に理解を深めて貰う事は非常に困難なのです。
特に医院の雰囲気については、写真が絶大な威力を発揮します。医院の雰囲気は、いくら言葉で説明しても理解する事は困難です。一方で、写真を提示する事でこの問題は一瞬で解決します。写真によって医院の雰囲気を伝える事は、採用においても重要な要素になります。近年では、Instagramやgoogleマイビジネスなどのサービスを利用するのも効果的です。スマホのカメラ性能も年々向上しているので、まずは日常の診療風景を提示していく事から始めてみてはいかがでしょうか。
特徴③:文字が小さい
成果の出ないHPの特徴の3番目についてですが、シンプルに「文字が小さい事」です。文字が小さいと、特にスマホにおいては、読み手にとって大きなストレスとなってしまいます。
スマホにおいてよくある間違いの一つとして、「画面が小さいので情報をたくさん載せよう」-という考え方をする人も居ますが、これはかえって逆効果になります。情報量にこだわるのではなく、見やすいレイアウトと情報の厳選が重要なポイントになります。
もう1点、この文字サイズで問題になりやすいのが、横長のバナーです。
よくあるバナーは、以下のように横長のレイアウトになっていると思います。そして、この横長のバナーがスマホ画面で悪さをしてしまう事があるのです。
その理由は、PCは横長のレイアウトに対して、スマホは縦長のレイアウトになっているからです。なので、横長に最適化された画像は、縦長のレイアウトでは写真も文字も潰れてしまう結果になります。この点は、以下のイメージをご覧いただければわかりやすいかと思います。
左は何が書いてあるか十分わかりますが、右はかなり視認性が悪い事がわかります。この対応のためには、スマホ用のバナーを用意するか、あるいはボタン形式のリンクを検討してみるのも良いでしょう。タン形式のリンクについては、以下のサイトなども参考にしてみてください。

特徴④ 表示が遅い
成果の出ないHPの特徴の4つ目の原因は表示速度です。これもシンプルな理由ですが、かなり大きな要因になりえます。以下の図は、Googleが公開した研究結果で、この図はHPの表示速度と脱落率の相関を表しています。
出典:https://www.thinkwithgoogle.com/marketing-strategies/app-and-mobile/mobile-page-speed-new-industry-benchmarks/
具体的には、表示速度が1秒から3秒に伸びると、脱落率は32%に増え、1秒から5秒に伸びると90%に増える、といった内容です。この研究結果からも、HPの表示速度の重要性がわかると思います。Googleもこの点は非常に重視をしており、極端に表示速度の遅いHPにはペナルティを与えるなどの措置を取り始めています。
それでは、表示速度を速めるにはどうしたら良いのでしょうか?主には、2つの手段が有効です。
- 画像の圧縮
- HP内のアニメーションを減らす
この2つ以外にも方法は色々とあるのですが、対応しやすくて効果が高い方法がこの2つになります。これ以外にも様々な方法はありますが、具体的な方策につきましては、HP管理者にご相談頂くのがよいでしょう。
特徴⑤:『使いにくい』
成果の出ないHPの特徴の5つ目の理由は「使いにくい」点です。では、ここで言う「使いにくい」とは何か具体的に何かと申しますと、それは、「すぐに行動を起こせないHP」です。
例えば、
・予約をしたい時に、電話番号のボタンやWEB予約のボタンがすぐに見つからない
・別のページ内容に興味が出たのに、メニューが見つからない
・診療時間を調べたいのにフッターにしか情報が無く、そして文章が長くて辿りつけない
などといったケースです。
このようにして不満が出てくると、「だったらもういいや」となってしまい、別の医院のサイトに離脱してしまう。。。このような事態になってしまいます。
ここまで見て頂ければわかると思いますが、今回逃してしまった新患候補の方は、かなり確度の高い方でした。それでも、たったこれだけの理由で離脱されてしまう可能性があるという事です。これは非常にもったいない事と言えます。
この解決のためには、固定のフッターメニューを用意する事をお勧めします。
上の画像はLINEの画面になりますが、赤枠部分のような内容をHPに設置する事です。だ固定のフッターが無い医院さんは、他の医院のHPのレイアウトなども参考にして、ぜひ設定をしてみてください。
さいごに
以上が成果の出ないHPの内容になります。ご自身のHPに自信のある医院さんでも、いくつか当てはまる内容があったのではないでしょうか?ぜひ、今回の内容を参考に、HP改善を進めて頂ければと思います。