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これから開業予定でスタッフが揃いましたが、想定以上の人数を採用せざるを得ませんでした。
DH2
DA1
保育士2
全員が常勤です。
一気に採用したのではなく、応募があった順に面接を行ったため、良さそうな方は採用しないと他へ行ってしまうという心理で採用するに至りました。
ユニット3台で考えてますが、早く経営を安定化させて医院を拡大させていくことが必要と考えます。
昔から採用に関してはオープニングの方が大勢からスタッフを選ぶことができるため、少し無理してでもよい人を多めに採用したいと考えてました。
人数は多いですが、良い人選ができたと考えてます。
ただ、経営者になる上で悪いパターンも考えないといけないと思います。
経営が安定するのに時間がかかってしまったときが不安です。
通常で考えれば、常勤スタッフ3名ぐらいで良いと思いますが、これが常勤5人となると、かなり多いですね。
月間500万ぐらいないと、運転資金がどんどんマイナスになり、先生が焦ってくると思います。
しかし、いくら新患が初月から100人来たとしても、レセプト100枚ですから、1日患者数は30人ぐらいが当初は限界に近いと思います。
そうなると、
Dr1日30人
DH1日20人
がフル稼働の状態ですが、これだとレセプト枚数が500枚は必要になります。
ここに到達するには早くても開業半年はかかるのではないでしょうか。
また、ユニットも3台ですので、
Dr2台、DH1台の配分となり
Dr1日30人
DH1日10人
保険点数40万点が上限になるかと思います。
じゃあ、毎月100万円以上も赤字が続いていくのでいいのかと言えば、当然、そうではありません。
なんとか、開業半年以内に月間医業収入500万円を超えていたいです。
かつ、新規開業の場合は新規指導もありますので、尚更、難しい。
じゃあ、どうすればいいか?
答えはズバリ、カウンセリングです。
人員が多いからこそ、しっかりと初診カウンセリング、セカンドカウンセリング、補綴カウンセリングをするのです。
そして、自費を伸ばす。
1ヵ月の自費を200万を目標にしたいですね。
そうすれば、保険300万、自費200万、合計500万を開業3ヵ月で達成することも不可能ではありません。
実際、実践会で新規開業コンサルをしたケースではこのような仕組みを開業前からしっかり構築することによって、開業初月から自費が200万を超えました。
新規開業だから、あまり自費の話をしないほうがいいんじゃないかと思う先生が多いですが、実際にはしっかりとしたカウンセリングをすれば、そんなことはないのです。
是非、多めに採用できた人材を生かして、カウンセリングをしっかり取り組むことで自費を月200万、開業初月から達成できるように頑張っていきましょう!