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勤務医の給料体系について
現在、勤務医の給料が高いため固定費がかかりすぎてるため経営を圧迫している。
その勤務医は現在、勤続8年目、40歳、歯科医師歴12年 月給80万円だが、月間医業収入は280万前後、自費率5%ぐらいしかない
男性で、離婚歴があり、養育費も必要
現在は週休1.5日で半日は訪問に行ってくれてる
開業志向が全くなく、安定した生活をしたいと思っている
単純に給料を下げることも考えましたが、下げすぎてモチベーションが低下し退職されても」医院運営には困るので、問題解決のアドバイスがほしい。
現在、ユニット8台で、勤務医は彼1人。
新患は月30人ぐらい
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これは一定数の院長先生が悩んでいる問題だと思います。
このようなケースの特徴は常勤の勤務Drが1人しかないということです。
つまり、医院としても、その人にいてもらわないと困る状況だということです。
そうなると、院長としては辞められたら困るから厳しいことも言えないし、給料を下げる交渉をすることもできません。
ですので、根本的な解決策はその人がいなくなっても困らない状況を作ることを常にやり続けることです。
現状で、いきなり給与を下げることも難しいので、給与には手を付けない。
また、こういうDrでも、いきなりもっといい条件の歯科医院に転職してしまうとか、居抜きの格安の物件があったから開業してしまうとか、いついなくなるかは分からないのです。
先ずは、この勤務Drを無理に変えようとしたり、給与を下げようとしても逆効果なので、そのままにしておきます。
根本的な問題は医業収入が低いというところにあるので、それを医院側で解決できる方法を探ります。
自費が5%ぐらいしかないということなので、これを月70万加算することが出来れば、月間350万になり、80万の給与でも無理ではなくなってきます。
しかし、恐らく、勤務医の先生に任せていても、カウンセリングなどを積極的にやって自費を増やすのは難しいでしょうから、TCを育成して、TCにしっかりカウンセリングしてもらうのが良いかと思います。
また、同時並行で新卒に近い勤務Drを採用し、育成していきます。
ユニットは8台あるということなので、院長含めDr3名体制でも行けると思います。
ただ、そのためには患者数が足りない可能性がありますので、新患数を少なくとも、月50人までネットなどを中心に行っていくようにしてみてください。
是非、頑張っていきましょう!