長期で働いてくれるナンバー2のドクターをどうしたら採用できますか?

スタッフ教育

この相談事例は約 3 分で読めます

相談内容

医院規模が拡大する上で、ナンバー2になる勤務医が長期的に在籍する必要性が出てきています。
しかし、モチベーションの高い勤務医であればあるほど、独立意識が高いというジレンマがあります。

女医の採用をするのはどうでしょうか?

ただ、女医はモチベーションが低い可能性が高く、モチモチベーションがあったとしても、他の女性スタッフとぶつかる傾向があるように感じます。
長期雇用に対して明確な勤務医のビジョンを提示できれば、男性ドクターでも採用が可能となるかもしれません。

長期出来モチベーションが高く勤務医をしている人を知らないのと、勤務医が定年まで勤めた事例を知らないので、見当がつかないです。

岩渕の回答

やはり、男性のやる気のあるDrは開業志向であることがほとんどで、長く勤めてくれそうな開業思考がない人はそこまで貪欲でなく、やる気や成長意欲もそこまで高くない傾向があるのは確かだと思います。
そういう意味でも、女性Drで開業志向の先生は非常に少ないため、女性Drでやる気が高い先生がそこまでいないというのはあるかと思います。

長期間、勤めてくれている勤務Drで多いのは、学生時代からの友達、後輩というのが一番、多いように思います。
ただ、それでも、そこまでやる気がめちゃ高いかというと、そういうわけではないので、今回、先生が求めてるようなナンバー2として活躍してくれるような先生には該当しないのかもしれません。

先生が期待されてるようなナンバー2として活躍してくれるようなDrで、しかも、長期間勤めてくれる、一生勤めてくれるような採用はかなり難しいと言わざるを得ません。
もちろん、長期雇用になった場合の条件を提示することは大事です。

しかし、最初から長期間勤務希望の優秀な勤務Drが採用できるとは考えないほうが良いかと思います。

一緒に働いていく中で、先生の人柄や考えに共感し、条件面でも開業するよりも、この医院で勤めていたほうが良いなと思えるぐらいにならないと優秀なDrが一生、働いてくれるということはないように思います。そういう院長、医院に成長していくことこそが一番の近道だと思いますので、是非、頑張っていきましょう。

回答者プロフィール

岩渕 龍正
岩渕 龍正
歯科医院地域一番実践会 代表
歯科医院の移転、リニューアルの際の図面作成には絶対の自信を持つ。
現在は、年間医業収入1億円以上の医院が3億円を目指すための仕組みづくり、組織作りに力を入れている。
歯科界での突出した実績は歯科業界以外からも注目を浴びている。
近年は夫婦で医院経営も家庭も成功させる「夫婦経営成功」にも力を入れている。

現在、申込受付中のセミナー