この相談事例は約 3 分で読めます
業績の伸び悩み
しっかりとした方向性をスタッフに示せていないため。
患者様に自分の医院に通いたいと思っていただくための対応が足りないため。
自分だけではどうにもならない部分をスタッフと共に改善していきたいと思っております。
今回のケースでは業績の伸び悩みは方向性をスタッフに示すことができないことが原因だと院長先生は捉えてるようです。
もちろん、そういうケースもあります。
しかし、それは年間1億以上の場合です。
年間1億を超えてないようなケースでは方向性を示すも何もスタッフ全員の行動が見えるのですから、方向性を示すことができていなくても、しっかりと明確に指示を出せば業績は伸びるのです。
ですから、年間1億未満で理念などもあまり意味がありません。
意味がないどころか、逆効果になることも非常に多くあります。
なぜなら、理念として示してることを院長先生自身が全然、行動に移せていないことが良くあるからです。
理念とは、院長先生の目が行き届かなくなって、それぞれが院長の理念を大切にして行動してほしい場合に重要になってくるのです。
年間1億未満であれば、理念も何も、院長先生の目が行き届くのであれば、きちんと明確に指示していけばいいのです。
その中で本当に大切にしてほしい考えが明確になり、理念として確立されてくるのです。
1億未満の医院で大事なのは理念や方向性を示すことではなく、先ずは、新患数を月50人以上集めることです。
そして、きちんと自費を伸ばし、自費率30%以上を目指すことです。
また、キャンセル率10%以下、リコール反応率80%以上を実現する。
そのために、後はやるべきことをやるだけです。
そのための具体的な取組を月1-2個、明確に決めて、しっかり取組んで行けば、年間医業収入1億円は確実に超えていきます。
よく分からない方向性を示すよりも、具体的な取組を明確に、具体的な行動を、具体的な改善点を、具体的な改善策を示すことこそが大事なのです。
先ずは、年間医業収入1億円未満の医院はそこに集中して取組んでみてください。